この記事では、「四十路」と「アラフォー」の違いについて紹介します。
四十路とは?
四十路とは、40歳のことをいいます。
「よそじ」と読みますが、「そじ」とは年齢において10年を単位として数える語です。
10を表しているのが「そ(十)」で、「じ」は接尾語になります。
「路」という漢字は当て字です。
「そじ」を使った年齢を表す言葉には、二十路(ふたそじ)や三十路(みそじ)、五十路(いそじ)、六十路(むそじ)等があります。
10年を単位にするといっても、40代の10年間を四十路というわけではありません。
四十路は40歳だけを指しています。
ただし、使い方としては正しくありませんが、40代という意味で使われていることもあるようです。
アラフォーとは?
アラフォーとは40歳前後のことをいいます。
around forty(アラウンド・フォーティ)の略語です。
around fortyは、「だいたい」という意味がある「around」と40歳を意味する「forty」を組み合わせた和製英語になります。
最初に誕生したのは30歳を表すアラサーという言葉で、そこから派生する形でアラフォーという言葉が生まれました。
2008年にはアラフォーをテーマにしたテレビドラマも放送され、2008年には新語・流行語大賞も受賞しています。
今では日常会話などでも普通に使われています。
四十路とアラフォーの違い
四十路は40歳のことで、アラフォーは40歳前後のことです。
アラフォーの定義は明確ではなく、40歳の前後2~3歳くらいまでを指すことが多いです。
40歳も当然アラフォーには含まれますから、四十路もアラフォーということになります。
何歳から何歳までといった厳密な決まりはありません。
また、四十路という表現は文学作品などでは見かけることがありますが、最近ではあまり使うことはないと思います。
まとめ
四十路は40歳のことで、アラフォーは40歳前後になります。