「至高」と「至福」の違いとは?徹底的に解釈

「至高」と「至福」の違いとは?違い

この記事では、「至高」「至福」の違いを分かりやすく説明していきます。

「至高」とは?

「至高」「しこう」と読みます。

意味は「この上なく高く、優れていること」です。

ある基準や程度で、これ以上ない、文句のつけようがないほど優れている様子を表します。


「至高」の言葉の使い方

「至高」は名詞・形容動詞として「至高だ・である」「至高の仕上がり」「至高の精神」などと使われます。

「至」「ある限界まで行きつく」「この上ない」「きわめて」という意味、「高」「位置が上の方」「等級・程度・価値などが上の方」「優れている」という意味、「至高」「等級・程度・価値などがこの上なく優れていること」になります。


「至福」とは?

「至福」「しふく」と読みます。

意味は「この上なく幸せな様子」です。

夢や希望がかなったり、幸運が訪れたりして、これ以上ない程幸せで満ち足りている様子を表します。

「至福」の言葉の使い方

「至福」は名詞・形容動詞として「至福だ・である」「至福の時間」などと使われます。

「至」「ある限界まで行きつく」「この上ない」「きわめて」という意味、「福」「神から与えられる助け」「豊かな幸運」「幸せ」という意味、「至福」「この上なく豊かな幸運に恵まれること」になります。

「至高」と「至福」の違い

「至高」「等級・程度・価値などがこの上なく優れていること」です。

「至福」「この上なく豊かな幸運に恵まれること」です。

「至高」の例文

「至高」の例文は以下の通りです。

・『人々を幸せにするという至高の精神で商品開発する』
・『至高の技で作られたペンダント』
・『今年のボジョレーは至高の味わいだ』

「至福」の例文

「至福」の例文は以下の通りです。

・『スィーツを味わうのが至福のひとときだ』
・『高級リゾートホテルで至福の時間を堪能する』
・『枕を変えて至福の眠りを手に入れる』

まとめ

今回は「至高」「至福」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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