平成と昭和に普及した時代の違い?良く似たルアーの違いとは?
この記事では、「シャッド」と「ミノー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シャッド」とは?
和名で「シャッド」とともに「ニシンダマシ」を持つ魚であり、北大西洋やヨーロッパではよく見られる魚。
この魚をモチーフとして作られたルアーが同名の「シャッド」になります。
1982年に『ラパラ』社から発売された「シャッドラップ」が欧米で大ヒット。
マイナーチェンジされつつ2023年現在も発売されています。
日本に入ってきたのは1990年代の事。
同商品にあやかってクランクとミノーの中間にあたるジャンル・グレードの名前として根づいたと言っていいでしょう。
「ミノー」とは?
スピナーやスプーン、メタルジグなどとともに古くから使われてきたルアーの1つでしょう。
釣りの対象魚が捕食する小魚を模したのが特徴だと言えます。
それだけに種類も多く、例えば淡水魚(ブラックバス)と海水魚(シーバス)のミノーではデザイン・カラーも大きく変わります。
またシャロー・フローティング・シンキングと対象魚のタナに合わせてラインナップが組まれているなど種類は多彩だと言っていいでしょう。
「シャッド」と「ミノー」の違い
「シャッド」と「ミノー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ミノー」は日本におけるルアーフィッシングの黎明期から存在していたルアーだと言っていいでしょう。
一方の「シャッド」は発売開始が1982年であり、日本に入ってきたのは90年代に入ってからで歴史自体が違います。
形でいえば「シャッド」は平たくモデルの魚に似せた寸胴タイプで「ミノー」はイワシやワカサギなどに似せた細長いスタイルの違いがあると言っていいでしょう。
またリールの動作を止めるとピタリとサスペンドするのが特徴。
サスペンド「ミノー」は形さながらに真っ直ぐ止まるのが違いだと言えます。
まとめ
両者の違いはモデルの魚種シャッドとイワシやワカサギなどとの形を如実に現した外観だと言っていいでしょう。
またリーリングを止めた時の動きも違います。
日本での歴史も20年以上違い「ミノー」はデザイン・カラー・対応シーン等バリエーションが多いと言えます。