この記事では、「居所」と「住所」の違いを分かりやすく説明していきます。
「居所」とは?
居所は、いどころと読むべき言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、いる事や腰を下ろすといった意味の居の漢字に、何かが行われるところとか、かしょといった意味がある所の漢字を付け加える事で誕生した言葉となっています。
以上の事から、居所は、居る場所や住まいといった意味を示すのです。
「居所」の言葉の使い方
居所は、居る場所といった意味で用いられる言葉となっています。
住んでいる場所という意味も示しますが、基本的に長い期間ではなく、一時的に住まいとしている場所に対して、この居所という言葉が使用されているのです。
「住所」とは?
住所は、じゅうしょと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、すまいやすむといった意味を持つ住の漢字に、何かがあるところとか、ばしょといった意味を有する所の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ住所は、住んでいる場所を表します。
「住所」の言葉の使い方
住所は、文字が示す様に、住んでいる所という意味として用いられる言葉です。
腰を据えて生活している場所、といった意味の言葉として、この住所は使用されています。
「居所」と「住所」の違い
居所と住所の漢字表記を見比べれば、居と住という漢字の違いがある事に気付く事が可能です。
所が2文字目の漢字は、共に所であり、表現する意味にも似ている部分があるのがややこしかったりします。
とはいえ居所は、単純に居る場所や、一時的に住んでいる所といった意味を表すのです。
一方の住所は、生活の本拠としている場所を示します。
まとめ
2つの言葉は2文字目に同じ漢字が使われていますが、最初の漢字に違いがある事で、示す意味にも相違点が生じているのです。
まず居所は、居る場所や一時的な住まいとしている場所といった意味に使われます。
対する住所は、生活の本拠としている場所という意味に用いられる言葉です。
