ビジネスの現場というのは、どんなに長くやっていても毎日が学ぶことの連続です。
それは、どんなに経験しても経験しきれないことが多いことと、さらに新しく登場する技術や言葉などもあるからです。
したがって、私たちは自分で学習するとともに、素直に「教えていただけますか」と言えることも重要です。
それでは、この「教えていただけますか」とはどういう意味でしょうか。
また、「教えてもらえませんか」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「教えていただけますか」と「教えてもらえませんか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「教えていただけますか」とは?
「教えていただけますか」とは、文字通り、何か自分が知らないことを教えて欲しい時に使われる言葉です。
「教えてもらえませんか」とは?
「教えてもらえませんか」とは、文字通り、何か自分が知らないことを教えて欲しい時に使われる言葉です。
「教えていただけますか」と「教えてもらえませんか」の違い
「教えていただけますか」と「教えてもらえませんか」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、知らないことを教えてもらうときに使う言葉であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「教えていただけますか」の方がポジティブな印象を受けること、またそれとは逆に「教えてもらえませんか」の方が若干丁寧な印象を受けるということです。
これはともに「?せんか」という否定形が使われていることが原因です。
つまり、否定形は、単純に見ればネガティブに見えますが、敬語のタイプとしては、より婉曲な表現になるので敬語としてのレベルが高くなります。
ただ、今回の2つの表現は敬語的な言い回しが若干違うので、実はレベルとしては同じくらいで、「教えていただけませんか」がより高い敬語表現になります。
「教えていただけますか」の例文
・『この問題の解答を教えていただけますか』
・『このケースではどうなるか教えていただけますか』
「教えてもらえませんか」の例文
・『この問題の解答を教えてもらえませんか』
・『このケースではどうなるか教えてもらえませんか』
まとめ
この記事では、「教えていただけますか」と「教えてもらえませんか」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。