「もしも」と「万が一」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「もしも」と「万が一」の違いとは?違い

この記事では、「もしも」「万が一」の違いを分かりやすく説明していきます。

「もしも」とは?

もしもは、若しもとも表記される言葉です。

文字で記載されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、仮定を意味する、もしの文字の最後に、もを加える事によって、強調したのがこの言葉となっています。

以上の事からもしもは、仮定表現を強調する語を示すのです。

つまりまだ現実では起きていない事を、起きると想定する際の、強調する語としてこのもしもは用いられています。


「万が一」とは?

万が一は、まんがいちと読むのが正解な言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、数や量が極めて多いがという意味を持っている万がの文字に、いちとかひとつという意味を有する、一の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故に万が一は、滅多にないけど極稀に起こる事といった意味を表すのです。

要するにかなり確率が低いけれど、起こる可能性がゼロではない事柄を表現する際に使われています。


「もしも」と「万が一」の違い

「もしも」「万が一」の違いを、分かりやすく解説します。

もしもと万が一の文字表記を並べて比較してみると、使われている文字も読み方も全然違う言葉同士であると気付けるものです。

しかも表現する意味にも明確な違いがあるので、そこを把握すれば問題なく使い分けが出来ます。

ちなみにもしもは、仮定を意味するもしを強調した語となっているのです。

一方の万が一は、極稀にしか起きない事ではあるが、起こる可能性はゼロではない、という意味を表します。

まとめ

2つの言葉には共通する文字はなく、読み方も似てはいません。

その上、指し示す意味にもはっきりとした相違点が見られるので、それぞれの言葉の意味を理解すれば、上手に使い分けが出来る言葉同士です。

ちなみにもしもは、仮定を意味するもしを、より強調した語として用いられています。

対する万が一は、万の中の一つと言える程に滅多に起こる事はないが、可能性はゼロとは言えない事を表す言葉として使われているのです。

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