同じ読み方の「旧友」と「級友」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「旧友」と「級友」の違いを分かりやすく説明していきます。
「旧友」とは?
「旧友」の「旧」には、古いや昔の、昔から、以前から、といった意味があります。
その「旧」と友達の「友」から成り立つ「旧友」は、昔からの友達といった意味のほか、昔の友達といった意味になります。
別の言葉で表せば、「幼馴染」や「竹馬の友」などとなります。
「旧友」の使い方
「旧友に再会する」や「高校時代の旧友」、「旧友を訪ねる」などといった形で用いられます。
「級友」とは?
「級友」の「級」には、組やクラス、学年、といった意味があります。
その「級」と友達の「友」から成り立つ「級友」は、同じクラスの友達、同じ学年の友達といった意味になります。
別の言葉で表せば、「同級生」や「クラスメイト」、「スクールメイト」、「学友」などとなります。
「級友」の使い方
「かつての級友」や「小学校時代の級友」、「級友の紹介」などといった形で用いられます。
「旧友」と「級友」の違い
「旧友」は昔からの友達を指し、「級友」は同じ組の友達を指します。
そのため、時系列で言えば、今の「級友」がやがて「旧友」になるということです。
このような違いが同じ読み方の「旧友」と「級友」にあります。
「旧友」の例文
・『ばったり、懐かしい旧友に街で再会しました』
・『懐かしい旧友との会話に花を咲かせる』
・『旧友が上京し我が家を訪問しました』
・『旧友を見捨てることなどできません』
「級友」の例文
・『彼女はクラスでも可愛いと評判の級友です』
・『小学校時代の級友から手紙が届き懐かしい気持ちでいっぱいです』
・『級友の紹介で友達が増えました』
・『おとなしい級友が気になります』
まとめ
以上のように、同じ友達でも昔からの友達なのか。
同じクラスの友達なのか。
といった違いがある「旧友」と「級友」になります。