この記事では、「日誌」【にっし】と「日記」【にっき】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「日誌」とは?意味
職場では、今日起きたことを記入するものを「日誌」【にっし】といいます。
自分がやったことについて書くだけでなく、仕事について記すことが「日誌」の目的になるわけです。
職場で気になったことを書いたり、起きた問題内容を書いておき、後から上司や職場の人と解決するため話し合うことに役立てることもあります。
「日記」とは?意味
自分のやったことや、思い出に残る出来事を書くのが「日記」【にっき】です。
今日一日のことについて分かりやすく書き、後から読み返して思い出に浸ることを楽しみます。
遠足に行ったときの「日記」を書くときは、紅葉がとても美しかったと、見たことの感想をつづったり、車とぶつかりそうになって怖かったと書いた後、今後は注意して横断歩道を渡りたいと心を入れ替えた気持ちを書くものです。
「日誌」と「日記」の違い
「日誌」と「日記」の違いを、分かりやすく解説します。
職場で仕事しているときに気づいたことや、問題点を書いて後から見直すものを「日誌」といいます。
この「日誌」は、主にどのような仕事したかという点を中心に書いておく勤務日誌です。
もう一方の「日記」は、今日1日の中で印象的だった出来事について書いたり、何気ない発見した嬉しかったなど、自由なことを日記帳に書いて残します。
絵に色をつけてみたり、施設の入場券を貼るなどして思い出を残すといった意味があるものです。
「日誌」の例文
・『毎日職場で勤務日誌を書いているが、書くことがない日もある』
・『自分以外の人が見る日誌は、要点をまとめてきれいな字で書く』
「日記」の例文
・『子供の頃から書いている日記は、すでに1000冊以上にもなる』
・『結婚して家を出た娘の日記には、家族との思い出が書かれていた』
まとめ
どちらも今日の出来事について書き残すものですが、「日誌」は職場で書くものであり、人に見せるものです。
「日記」は主に自宅で書き、自分だけが読むものと覚えておくといいでしょう。