この記事では、「三日月」と「半月」の違いを分かりやすく説明していきます。
「三日月」とは?
三日月は、みかづきと読むのが正解な言葉です。
この言葉は新月から三日目に見られる月という意味から、三日月という言葉が誕生したと言われています。
だからこそ三日月は、細長い弓形の形状に見える月を表す言葉です。
更に三日月の様に弓なりに曲がっている物を、三日月形という風にこの言葉を駆使して表現したりもします。
「半月」とは?
半月は、はんげつか或いは、はんつきと読まれる言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、二つに分けた片方や二分の一といった意味を持っている半の漢字に、天体の一つで地球の衛星といった意味を有する月の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
以上の事から半月は、半円形をした月という意味を示すのです。
他にも一ヶ月の半分、という期間を表現する言葉としても用いる事が出来ます。
「三日月」と「半月」の違い
「三日月」と「半月」の違いを、分かりやすく解説します。
三日月と半月の漢字表記を並べた上で見比べを実行してみると、三日と半という漢字の違いが存在している事に直ぐに気付けるものです。
所が最後の月の漢字は同じであり、どちらも月という衛星の形状を表現するという共通点もあります。
とはいえ形状には違いがあり、三日月は、細い弓形の月の形を表すのです。
もう一方の半月は、半円形の形状となった月という意味を示します。
加えて半月は、一ヶ月の半分という時間を表現する事も出来るのです。
まとめ
2つの言葉には共通する漢字があるだけでなく、どちらも月という衛星が見せる形に関する意味を所有しています。
ただし月の形状自体には相違点が存在しており、三日月は、新月の三日後に出る細い弓形の形をした月を指し示す言葉として使われているのです。
対する半月は、半円形の月を意味する言葉であると共に、一ヶ月の半分という期間を指し示す事が出来ます。