「俳人」と「歌人」の違いとは?分かりやすく解釈

「俳人」と「歌人」の違いとは?違い

「俳人」「歌人」はそれぞれどのような人を指す言葉なのでしょうか。

今回は、「俳人」「歌人」の違いを解説します。

「俳人」とは?

「俳人」とは、「俳句を詠む人」を指す言葉です。


「俳人」の使い方

五七五の17音で構成される短文の詩を「俳句」といいます。

俳句を作ることを「詠む」といい、俳句を詠む人を指す言葉が「俳人」です。

一般的にはある程度俳句の経験を重ねた熟練者に対して用いる表現ですが、単純に俳句を作る人という意味でも使うので初めて俳句を詠む人を「俳人」と呼んでも問題ありません。

俳句を詠むかどうかが唯一の基準であり特に資格などは存在せず、プロとして俳句を作ったり指導したりする人も趣味として俳句をたしなむ人も全て「俳人」です。


「歌人」とは?

「歌人」とは、「和歌を詠む人」を指す言葉です。

「歌人」の使い方

五七五七七の31音で構成される短文の詩を 「和歌」といいます。

和歌を詠む人を指す言葉が「歌人」で一般的には和歌の専門家や和歌に通じている人に対して使う表現ですが、和歌を作る人全般を表すこともあります。

現代において和歌はそれほど身近な存在ではありませんが中世以前は基礎教養とされ貴族や上流階級の武士などは当然のたしなみとして学ぶものでした。

多くの人が和歌を詠む時代においては特に和歌に優れた人を「歌人」と呼んでいましたが、現代では幅広く和歌の愛好者を表す意味で使われています。

「俳人」と「歌人」の違い

俳句を詠む人が「俳人」、和歌を詠む人が「歌人」と創作する作品の種類で区別されます。

俳句と和歌の両方を読む人は「俳人」であり「歌人」でもあります。

「俳人」の例文

・『俳人に俳句を教わる』
・『有名な俳人の足跡を訪ねる』

「歌人」の例文

・『彼は歌人としてとても名高い』
・『歌人として後世に残る作品を作りたい』

まとめ

「俳人」「歌人」は手掛ける作品の種類が異なります。

俳句と和歌の違いを正しく理解して使い分けてください。

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