「個展」と「企画展」の違いとは?分かりやすく解釈

「個展」と「企画展」の違いとは?違い

この記事では、「個展」【こてん】と「企画展」【きかくてん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「個展」とは?意味

個人が制作した工芸品や、美術品を並べて一般公開することを「個展」【こてん】といいます。

作品を自分で考えた方法で魅力的に展示して、世界観を含めて多くの人に鑑賞してもらい、気に入った作品があれば販売も可能です。

才能を伝えたり、発想、個性を自ら作った作品を通して伝えます。

また、イラストや写真で表現して見せて、展示場に来た人と交流することでファンになってもらったり、感想を聞くことを目的としているのです。

会場探しをしたり、作品を搬入するなど自らメールやチラシで開催期間を人々に伝える活動もこなします。


「企画展」とは?意味

一定期間、あるテーマに沿った作品を展示することを「企画展」【きかくてん】といいます。

博物館や美術館で開催されることが多く、海外や国内の収集家やギャラリーで集めた作品を展示するわけです。

収集家から借りる形で作品を展示するため、「企画展」が終われば返さなければなりません。

この展示会では、なかなかお目にかかれない貴重な作品が展示されるところが目玉になっています。


「個展」と「企画展」の違い

「個展」「企画展」の違いを、分かりやすく解説します。

工芸品や美術品、イラストなどの作品を、会場や日程を決めた期間に展示して公開することを「個展」といいます。

たいていは予算を決めたり、会場の構成を自ら決めてギャラリーを借りて作品を搬入するわけです。

一般的には貸しギャラリーを借りて作品を展示し、開催予定日はポスターやSNSを使って知らせます。

もう一方の「企画展」は、テーマを決めてからそれに合う作品を世界中のギャラリーや収集家から借りて展示する展覧会です。

面白いものだけを集めたり、動物に関した作品だけなど普通の展示会では見られないテーマ作りが人気を集めます。

まとめ

どちらも魅力的な作品を展示して、多くの人に見てもらうことに焦点を当てた展覧会を指す言葉です。

開催する者やテーマ、規模などに違いがありますので、実際に見比べてみると良いでしょう。

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