この記事では、「とんかつソース」と「お好み焼きソース」の違いについて紹介します。
とんかつソースとは?
とんかつソースとは、とんかつ等の揚げ物にかけるために作られたソースのことをいいます。
ウスターソース類の一種で、野菜や果物、スパイスなどから作られている熟成調味料です。
日本でウスターソース類は、粘度によって「ウスターソース」「中濃ソース」「濃厚ソース」に分類されています。
とんかつソースは濃厚ソースに分類され、デンプン等を加えることで粘度を高めとろみを出しています。
とんかつソースの味はメーカーによっても違いますが、果実を多めに甘めのソースになっていることが多いです。
お好み焼きのソースとして使われることもあります。
お好み焼きソースとは?
お好み焼きソースとは、その名前の通りお好み焼きに合うように作られているソースのことをいいます。
野菜や果実にスパイス等をブレンドして熟成することで作られており、ウスターソース類の1つです。
お好み焼きソースは、濃厚ソースに分類されます。
お好み焼きソースを最初に開発したのは広島に本社を置くオタフクソースで、お好み焼き店と一緒に開発を行いました。
お好み焼きソースが誕生するまでは、ウスターソースやとんかつソース等を混ぜたものをお好み焼きのソースとして使っていました。
また、お好み焼きには必ずソースというわけではなく、醤油味のお好み焼きもあったのです。
とんかつソースとお好み焼きソースの違い
とんかつソースもお好み焼きソースもウスターソース類の濃厚ソースに分類されます。
そのため味は似ていますが、お好み焼きソースはお好み焼き専用に開発されたソースです。
お好み焼きの具材に合うように作られています。
とんかつソースは、とんかつ等フライに合うよう甘めに作られています。
まとめ
とんかつ等揚げ物に合うように作られたのがとんかつソースで、お好み焼きに合うように作られたのがお好み焼きソースです。
