この記事では、「ぎっくり首」と「寝違え」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ぎっくり首」とは?
ぎっくり首は、ぎっくりくびと読むべき言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば明らかな事でしょうが、不意をつかれて驚いたり動揺する様といったぎっくりの文字に、頭と胴を繋いでいる部分といった意味の首の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそぎっくり首は、何らかの拍子に突然首が強く痛み出すといった症状を表すのです。
「ぎっくり首」の言葉の使い方
ぎっくり首は、唐突に強く首に痛みが生じるといった症状に使用される言葉となっています。
主に日常生活を送っている最中に、予期せぬ形で突然、首に激しい痛みが生じた際に、このぎっくり首という言葉が使用されているのです。
「寝違え」とは?
寝違えは、ねちがえという読み方をする言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、ねる事や眠りといった意味を持っている寝の漢字に、たがえるといった意味を有する違えの文字を、付け加える事によって完成した言葉です。
以上の事から寝違えは、睡眠時の姿勢が問題で、首を痛めてしまう事を示します。
「寝違え」の言葉の使い方
寝違えは、睡眠時の姿勢が悪くて、首に痛みが生じてしまう事を表現する際に用いられる言葉です。
そのため睡眠から目覚めた直後に、首に痛みが生じている場合に、この寝違えという言葉が使用される事が多くなっています。
「ぎっくり首」と「寝違え」の違い
ぎっくり首と寝違えの文字を比べれば、使用されている文字も、読み方も全然違っている事に気付く事が可能です。
所がどちらも、首の痛みや違和感といった症状を表現する点が似通っています。
ただしぎっくり首は、目覚めている時に、突然強く痛みが生じる症状を表すのです。
一方の寝違えは、寝ている時の姿勢が原因で、首に痛みが生じた事を示します。
まとめ
2つの言葉は使用している文字が違うものの、持つ意味合いには似ている部分があるのです。
とはいえぎっくり首は、目覚めている状態の時に、いきなり首に激しい痛みや違和感が生じた時に、使うべき言葉となっています。
対する寝違えは、就寝時の姿勢が問題で、首に痛みや違和感が生じてしまった際に、用いられる言葉です。