「きつい」と「つらい」の違いとは?分かりやすく解釈

「きつい」と「つらい」の違いとは?違い

この記事では、「きつい」「つらい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「きつい」とは?意味

目的に向かって行動しようと頑張っているとき、体力的に疲れてしまった人はもう出せる力がないため、それ以上は身体的にも大変だと感じて行動できないことを「きつい」といいます。

自分としては頑張りたいと思う気持ちがあっても、足腰に痛みが出ているときもう十分な力が出せないので思うように動けず、もう普通に行動できないほど身体的に厳しいと思う状態を「きつい」といい表すわけです。


「つらい」とは?意味

親しい人から無視されたり、理不尽なことで罵られることが精神的に厳しいと感じることを「つらい」といいます。

肉体的というよりも、精神的に過酷であると感じたとき「もうつらくて人に会えない」といって、いかに話すことも気軽に行動できないかを言い表すわけです。

やるせないと感じてしまうほど人間関係が悪化して悩み、耐えられないほど孤独を感じてしまう自分の気持ちを表します。


「きつい」と「つらい」の違い

「きつい」「つらい」の違いを、分かりやすく解説します。

肉体的にもう限界と感じるとき、これ以上動けば心臓が止まってしまうと思う人が自分の状態を「きつい」というわけです。

思うように動けないでいると悲しい気持ちになり、そこがますます体力が出ないことにつながってきつくなります。

もう一方の「つらい」は、人に裏切られたり、仲間はずれにされたとき精神的に苦しくなることを指す言葉です。

「きつい」の例文

・『仕事の後にテニスを始めたが、きつくてやめてしまった』
・『両手に抱えた重い荷物を持って階段を上がるのはきつい』

「つらい」の例文

・『周囲に馴染めず、つらくてこのままでは仕事にならない』
・『姑がひどいことを言ってくるのがつらいと感じ、別に家を借りた』

まとめ

どちらも人間が限界にまで達した状態であるとき使われている言葉ですが、肉体的な問題であれば「きつい」といい、精神的で困るときは「つらい」を使うと覚えておくといいでしょう。

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