この記事では、「ぐう聖」と「ぐう畜」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ぐう聖」とは?
「ぐう聖」の「ぐう」は「ぐうの音も出ない」の「ぐう」。
「聖」は「聖火」や「聖域」「聖書」などに用いられる、けがれがなく清らかといった意味を持つ「聖」になります。
この2つの言葉が組み合わさりできた言葉が「ぐう聖」です。
ネットやSNSで用いられる言葉で意味は、「ぐうの音が出ないほどの聖人」です。
何も言い返すことができないほど良い人や優しい人、素晴らしい人を指す言葉として用いられています。
「ぐう聖な先輩」や「ぐう聖な上司」「ぐう聖なキャラクター」などといった形で使用します。
「ぐう畜」とは?
「ぐう畜」の「ぐう」は「ぐうの音も出ない」の「ぐう」。
「畜」は「畜産」や「家畜」「蓄生」「鬼畜」などに用いられる、やしなう、人に飼われる動物、といった意味を持つ「畜」になります。
この2つの言葉が組み合わさりできた言葉が「ぐう畜」です。
ネットやSNSで用いられる言葉で意味は、「ぐうの音が出ないほどの蓄生」。
つまり、ぐうの音が出ないほどの人でなしといった意味になります。
「ぐう畜な奴」などといった形で使用します。
「ぐう聖」と「ぐう畜」の違い
「ぐう聖」と「ぐう畜」の違いを、分かりやすく解説します。
「ぐう聖」と「ぐう畜」のどちらも、ネットやSNSで主に用いられている言葉です。
「ぐうの音がでない」までは同じ意味を持ち「ぐう聖」は「ぐうの音が出ないほどの聖人」。
「ぐう畜」は「ぐうの音が出ないほどの蓄生」と対義語関係にある言葉になります。
「ぐう聖」の例文
・『ぐう聖な人が直属の上司になって一安心です』
・『クラスでは恐れられている彼が実際には妹思いのぐう聖なお兄ちゃんで驚きました』
「ぐう畜」の例文
・『これほどまでにぐう畜な奴とは思わなかった』
・『女の人に平気でひどいことができる奴は、ぐう畜でしかない』
まとめ
以上、対義語関係にある2つの言葉になります。