「あっち」と「そっち」の違いとは?分かりやすく解釈

「あっち」と「そっち」の違いとは?違い

この記事では、「あっち」「そっち」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「あっち」とは?意味

自分がいる場所から遠い場所を指すときは「あっち」といいます。

例えば、人が目の前を通り過ぎて、だいぶそこから遠い場所に移動したときは「あっちの方へ行った」と伝えるわけです。

主に、人や乗り物が自分のいる場所から向こうの方へと行く行動を意味する言葉になります。

反対に、遠い場所からこちらへくるときは「あっちからこっちに来た」という言い方で使う言葉です。


「そっち」とは?意味

やや自分の立っている場所から近い所へ行ったことを表すのが「そっち」です。

自分が立つ場所から数m先に行ったと人に伝えられる言葉であり、今なら追えばまだ会えるだろうと思うほど近距離に移動したことを伝えます。

この言葉も人や乗り物、動物など動くものがこの場所から遠ざかって移動して行ったことを意味する言葉です。


「あっち」と「そっち」の違い

「あっち」「そっち」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも人が移動した方向を指すときの言葉になりますが、「あっち」は彼方と書いて道を渡った向こう側に行ったというとき使います。

かなり自分が立つ場所よりも遠くに移動していることを意味する言葉であり、ずいぶんと前に立ち去って行ったという意味を表せる言葉です。

もう一方の「そっち」は、自分が立つ所からまだそれほど遠くには行っていない状態を指します。

「あっち」の例文

・『彼は1時間前に、あっちの方へ行ったと相手に伝えた』
・『あっちの道は大型車が通るので、気をつけるよう伝えた』

「そっち」の例文

・『そっちに行くと水溜りが多いと伝えて、この道を歩かせた』
・『大型連休がとれたので、久しぶりにそっちへ行こうと思う』

まとめ

どちらも自分が立つ位置から人や乗り物が移動したことを意味する言葉ですが、距離の違いによってうまく使い分けてみるといいでしょう。

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