「昇順」と「降順」は、どのような順を意味する言葉なのでしょうか。
この記事では、「昇順」と「降順」の違いを分かりやすく説明していきます。
「昇順」とは?
昇る順と書いて「昇順」。
その言葉の通り、値が昇っていく形を意味します。
そのため、並べる値は小さい順です。
コンピューターでデータを並べる際に用いられる言葉で、小さい順に値を並べること。
文字列の場合は、文字コードの小さい順に並べることを意味します。
「昇順」の使い方
「昇順」は、「エクセルの昇順」や「タイトルの昇順」、「昇順に振る」、「昇順で表示する」などといった形で用いられます。
「降順」とは?
降りる順と書いて「降順」。
その言葉の通り、値が降りていく形を意味します。
そのため、並べる値は大きい順です。
コンピューターでデータを並べる際に用いられる言葉で、大きい順に値を並べること。
文字列の場合は、文字コードの大きい順に並べることを意味します。
「降順」の使い方
「降順」は、「エクセルの降順」や「タイトルの降順」、「降順に振る」、「降順で表示する」などといった形で用いられます。
「昇順」と「降順」の違い
「昇順」と「降順」は対義語関係にあります。
同じ値を並べる際、小さい順に並べるのが「昇順」。
そして、大きい順に並べるのが「降順」です。
値を並べた際に値が昇っていくのか、降りていくのか。
といった違いがあります。
「昇順」の例文
・『タイトルの昇順ができていません』
・『ファイル名が昇順で整理されているため、確認しやすい』
・『昇順管理されていたため、すぐに見つけることができた』
・『上司に昇順で並べるように指摘された』
「降順」の例文
・『以前勤務していた会社では、昇順整理が一般的だったので急に降順と言われ慣れません』
・『私は大きい順に並べる降順が好きです』
・『このファイルを降順に並び変えることは可能でしょうか』
・『集計値を降順で整理した』
まとめ
以上のように、真逆の意味を持つ言葉となるため間違うことはできません。