「口うるさく」と「口酸っぱく」の違いとは?分かりやすく解釈

「口うるさく」と「口酸っぱく」の違いとは?違い

この記事では、「口うるさく」【くちうるさく】と「口酸っぱく」【くちすっぱく】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「口うるさく」とは?意味

相手に対して何度も叱ったり、注意することを「口うるさく」【くちうるさく】といいます。

執拗以上に何度も同じことを繰り返して言うところが煩いと感じさせますが、相手が本当に理解するためにも同じ言葉を繰り返すことは必要だと感じたとき何度も言うわけです。

まるで、言うことをなかなか聞かない子供に注意する母親のように、何度も繰り返してうるさく言う行為に似ています。


「口酸っぱく」とは?意味

何度も同じことを伝えて、相手に忠告することを「口酸っぱく」【くちすっぱく】といいます。

まるで、口が酸っぱく感じるほど同じことを何度も言うことで相手が言ったことを忘れないようにしたり、頭に叩き込んでもらい、作業の仕方を正しくやってもらうわけです。

しつこいほど何度も言えば、覚えの悪い作業員であっても記憶すると思えば、上の立場である者が何度も言います。


「口うるさく」と「口酸っぱく」の違い

「口うるさく」「口酸っぱく」の違いを、分かりやすく解説します。

何度もしつこく怒ったり、注意して相手に言うことを聞かせるのが「口うるさく」といいます。

もう分かったというのに、何度もうるさく注意してくるので、聞かされている側はうんざりしてしまうほど嫌になってしまうのです。

もう一方の「口酸っぱく」は、やかましいほど説教してくるところに困ってしまうほどしつこく忠告してくる人の話し方になります。

「口うるさく」の例文

・『叔父が留学しろと口うるさく言ってくるので、逃げたくなる』
・『姉が口うるさくトイレ掃除するよう言ってくるので嫌になる』

「口酸っぱく」の例文

・『口酸っぱく言っても部屋を片付けない子供に苛立つ』
・『大学に入れと口酸っぱく言ってくる叔母に嫌悪感を感じる』

まとめ

どちらも人が同じことを繰り返して言うことですが、「口うるさく」は注意するときに使い、「口酸っぱく」は人に覚えさせるため何度も言うと覚えておくといいでしょう。

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