「エボニー」と「ローズウッド」の違いとは?分かりやすく解釈

「エボニー」と「ローズウッド」の違いとは?違い

この記事では、「エボニー」「ローズウッド」の違いを分かりやすく説明していきます。

「エボニー」とは?

「エボニー」とは、ツツジ目カキノキ科カキノキ属に分類される常緑高木のうち、木材として利用されるものを言います。

英語名で「Ebony」と表記します。

「エボニー」の中には「黒檀(コクタン)」も含まれています。

「エボニー」は非常に耐朽性があり、強くて硬く、重厚な木材です。

古くから家具や楽器、仏壇、仏具、または建具などに利用されています。

「エボニー」の成長は非常に遅く、希少価値のある樹木です。

樹高は約25m、幹は黒褐色で、直径1m程度の大きさがあります。

また、「エボニー」「烏木(うぼく)」の異名があります。


「ローズウッド」とは?

「ローズウッド」とは、マメ目マメ科ツルサイカチ属に属している常緑高木の木材となるものを表しています。

「紫檀(シタン)」「ローズウッド」の中に含まれます。

「ローズウッド」は希少価値が高く、薔薇のような芳香があるのが特徴です。

「ローズウッド」は耐久性があることから、古の時代から楽器や家具、工芸品や仏壇などに使用されてきました。


「エボニー」と「ローズウッド」の違い

「エボニー」「ローズウッド」の違いを、分かりやすく解説します。

「エボニー」とは、ツツジ目カキノキ科カキノキ属に分類される常緑高木のうち、木材として利用されるものを言います。

「ローズウッド」は、マメ目マメ科ツルサイカチ属に属している常緑高木の木材となるものを指しています。

「エボニー」はツツジ目カキノキ科カキノキ属に分類されている樹木の木材であるのに対し、「ローズウッド」は、マメ目マメ科ツルサイカチ属のそれなので、この点に違いがあります。

まとめ

「エボニー」「ローズウッド」よりも硬い木材なので、その特徴を活かした利用がされています。

「黒檀」「紫檀」「唐木(からき、とうぼく)」と呼ばれています。

「唐木」とは、輸入銘木のことを言い、他にも「花梨(カリン)」「白檀(ビャクダン)」などがあります。

違い
違い比較辞典