この記事では、「懐古オタク」と「懐古厨」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「懐古オタク」とは?
新しい物よりも古い漫画やゲームばかり買い集めて楽しむ人を「懐古オタク」【かいこオタク】といいます。
このような人は昔のアニメにとても興味を示し、「昔は活気があって良かった」と懐かしむのです。
新しいアニメを否定したり、馬鹿にするところがうざいと思うオタクを貶す言葉でもあります。
元々は古きを自分なりに追求して楽しむオタクという意味を表す若者の言葉です。
「懐古厨」とは?
今よりも昔の方が魅力的に見えて良かったと振り返るオタクを「懐古厨」【かいこちゅう】といいます。
新しいものは避けて、昔を美化しては神のように崇めるのです。
このような古参は何かと「昔はよかった」といい、新しい考え方や物は認めない頑固さが見られます。
元々は2ちゃんねるでゲーム好きやアニメオタクを見下し、貶す意味で2000年代によく使われていました。
それほど昔のアニメの方が面白かった、登場人物が可愛かったと懐かしい気持ちを強く表すのです。
「懐古オタク」と「懐古厨」の違い
「懐古オタク」と「懐古厨」の違いを、分かりやすく解説します。
現在人気を集めるアニメよりも、昭和や平成に流行った作品が好きで、視聴したり、グッズを集めて喜ぶ人を「懐古オタク」と呼びます。
高額でもオークションで買って全シリーズを集めたり、遠い古本屋に通って本を集めるという苦労してまでも購入するほど昔の作品が好きなのです。
もう一方の「懐古厨」は現在流行っているものを否定したり、新しい物を認めないという気持ちを如実に表します。
特に、漫画やゲームにおいて昔の作品は素晴らしいと懐かしい気持ちになり、新しいものを認めないと言う人を指すのです。
主に、2ちゃんねるでアニメを中心に「昔は良かった」と何度も言う人を貶す言葉になります。
まとめ
「懐古」を使った言葉を2つ取り上げましたが、「オタク」と「厨」に違いがあります。
この点に注目して、どのように目の前にいる人が古い物好きなのか表してみるといいでしょう。