「和風だし」と「ほんだし」はいずれも料理に必要な「だし」を指す言葉ですが、意味が異なるため区別して覚えておく必要があります。
この記事では、「和風だし」と「ほんだし」の違いを分かりやすく説明していきます。
「和風だし」とは?
「和風だし」は「和食をはじめとした料理に使われるだし」のことを意味します。
「和食だし」の材料になるのはカツオ、昆布、煮干し、しいたけ、あご(トビウオ)などで、総じてあっさりとした味に仕上がるのが特徴です。
「和風だし」は自分で作る方法と、市販のものを使う方法があります。
「ほんだし」とは?
「ほんだし」は「日本の食品会社である味の素株式会社が製造販売するカツオだし」を指します。
顆粒タイプのだしで、「深燻し」「極深燻し」「浅燻し」の3種類に燻し分けたカツオ節を使用しています。
1970年から販売されているロングセラー商品です。
「和風だし」と「ほんだし」の違い
「和風だし」と「ほんだし」の違いを分かりやすく解説します。
「和風だし」は「和食などに使われるだし」の総称のことで、「カツオだし」「昆布だし」「煮干しだし」「あごだし」といった種類があります。
自分で作る方法と、市販のものを使う方法があり、市販品としては「液状タイプ」「粉末タイプ」「顆粒タイプ」といったジャンルがあります。
市販の「和風だし」は様々なメーカーから販売されており、「ほんだし」もそのひとつです。
「ほんだし」は「味の素株式会社が製造販売するカツオだし」のことを示し、顆粒タイプのだしとして販売されています。
「和風だし」も「ほんだし」もみそ汁や煮物、炊き込みご飯といった和食に多く用いられますが、チャーハンやパスタ、ドレッシングなど幅広いメニューに使われています。
まとめ
「和風だし」はカツオだしや昆布だし、あごだしなどを含めた「和風のだし」を意味しますが、「ほんだし」は味の素が製造販売する顆粒だしのことを指します。
それぞれの違いを理解して、料理用語に関する知識をより深めましょう。
ぜひ参考にしてください。