「属性」と「性質」の違いとは?分かりやすく解釈

「属性」と「性質」の違いとは?違い

この記事では、「属性」「性質」の違いを分かりやすく説明していきます。

「属性」とは?

「属性(ぞくせい)」とは、あるものの同類に共通して備わっている性質や特徴のことを言います。

「属性」「属」「同類」「種類」などの意味があります。

また、「性」「性分」「性質」「性別」などを表しています。


「性質」とは?

「性質(せいしつ)」とは、そのものに本来備わっている特徴のことを表しています。

あるいは、その人が生まれつき持っている固有の気質のことを言います。

「性質」「性」は、前述のとおりの意味になります。

さらに「質」は、「性質」「生まれつき」「ありのまま」などを指しています。


「属性」と「性質」の違い

「属性」「性質」の違いを、分かりやすく解説します。

「属性」とは、ある事物に共通して備わっている性質や特徴のことを意味しています。

一方、「性質」はそのものに本来備わっている特徴や、人が生まれ持った固有の気質のことを言います。

「属性」は共通して備わっている特徴を指していますが、「性質」は、そのものや人がもともとある固有の特徴のことを意味しているので、この点に違いがあります。

「属性」の例文

・『属性ごとに分類する』
・『両者は同じ属性に入れることができる』
・『中には複数の属性を持つものもある』
・『属性名が変更になったようだ』

「性質」の例文

・『彼女は飽きっぽい性質のようです』
・『この雑貨は壊れやすい性質があります』
・『二つは異なる性質同士を持っている』
・『これらの性質をうまく活用する方法を見つける』

まとめ

「属性」は漢字の意味で見てみると、「同類の性質」の意味合いになります。

また、「性質」は漢字の意味でみると、「生まれつきの性質」と言う意味合いになります。

「属性」と関連した意味を持つ言葉としては、「型式」「タイプ」「様式」などが挙げられます。

そして、「性質」と関連した言葉では、「たち」「個性」「特質」「特性」などがあります。

それぞれの言葉の意味や違いを知り、適切に使っていきたいものです。

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