この記事では、「縦書き」と「横書き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「縦書き」とは?
「縦書き」とは、文字を縦に並べて書くことをいいます。
文字は上から下に書き、列は右から左に書きます。
これは漢文に倣った書き方で、国語の教科書や小説などの書籍、新聞などで用いられています。
日本語を始めとして漢字を使う文化圏では、「縦書き」を使うことが多いです。
書道の作品なども「縦書き」になります。
「横書き」とは?
「横書き」とは、文字を横に並べて書くことやその書いた文字のことをいいます。
「横書き」では文字を左から右に書いていき、行は上から下に書いていきます。
英語を使う欧米では、「横書き」が基本です。
日本に初めて「横書き」が登場したのは江戸時代で、蘭学が紹介されたからでした。
パソコンやスマートフォン等コンピューターでは、基本的に「横書き」が使われています。
これは英語圏のアメリカでコンピューターが発展したためです。
また、学校の教科書では「横書き」が取り入れられているものが多く、算数や理科、社会などは「横書き」になっています。
「縦書き」と「横書き」の違い
「縦書き」と「横書き」の違いは、文字を書く方向にあります。
文字を縦に並べて書くのが「縦書き」で、文字を横に並べて書くのが「横書き」です。
日本では「縦書き」も「横書き」も普通に使われていて、用途に合わせて使い分けられています。
学校の教科書は国語や道徳は「縦書き」ですが、それ以外は「横書き」になります。
それから小説などの書籍は「縦書き」が基本ですが、数字を使う専門書などは「横書き」を使うことが多いです。
また、新聞は「縦書き」ですが、テレビ欄には「横書き」が使われています。
パソコンなどのコンピューターは「横書き」が基本ですが、「縦書き」で書くこともあります。
まとめ
文字を縦に並べて書くのが「縦書き」で、横に並べて書くのが「横書き」です。
日本ではどちらも使われていて、用途に応じて使い分けています。
国語や道徳の教科書は「縦書き」ですが、それ以外の教科書は「横書き」です。