この記事では、「端的」と「極端」の違いを分かりやすく説明していきます。
「端的(たんてき)」とは?
「端的」には以下の意味が含まれています。
・「ハッキリとしてる様」
・「目の当たりに起こるさま」や「たちどころである様」
・「手っ取り早く要点だけを捉える様」
・「正しいこと」や「真実」
「端的」の類義語には「明白(めいはく)」や「明快(めいかい)」、「明晰(めいせき)」や「明瞭(めいりょう)」、「くっきり」や「ありあり」などがあります。
「端的」の使い方
「端的」は形容動詞としてや、「正しいこと」や「真実」という意味で名詞として使われています。
「極端(きょくたん)」とは?
「極端」には以下の意味が含まれています。
・「普通の程度から著しく外れていることやその様」や「一方に甚だしく偏っていることやその様」 ・「ものの一番端」「極端」の類義語には「極度(きょくど)」や「度外れ(どはずれ)」、「桁外れ(けたはずれ)」や「桁違い(けたちがい)」、「並外れた(なみはずれた)」や「甚(はなは)だしい」などがあります。
「極端」の使い方
「極端」は名詞としてや形容動詞として使われています。
「端的」と「極端」の違い
「端的」は「ハッキリとしている様」や「目の当たりにある様」、「正しいこと」などの意味を含める言葉であるのに対し、「端的」は「並はずれていること」や「一方に著しく偏っていること」という意味を含めています。
「端的」の例文
・『数字と比較したデータから、改善が効果的であったことが端的に見て取れる』
「極端」の例文
・『より良い策を提示する議論が、正しいか正しくないかの極端な議論になってしまった』
まとめ
「端的」は「ハッキリとしてる様」や「目の当たりに起こるさま」や「たちどころである様」などの意味を含める言葉です。
「極端」は「普通の程度から著しく外れていることやその様」や「一方に甚だしく偏っていることやその様」、「ものの一番端」という意味を含める言葉です。