「やめませんか」と「やめましょう」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「やめませんか」と「やめましょう」の違いとは?違い

「やめませんか」「やめましょう」はいずれも何かを中止する時に使う言葉ですが、詳細な意味合いが異なるため区別して覚えることが必要です。

この記事では、「やめませんか」「やめましょう」の違いを分かりやすく説明していきます。

「やめませんか」とは?

「やめませんか」「何らかの物事を中止することを相手に提案する」際に使う言葉です。

「やめる」には「継続している状態や動作などを止める、終える」「予定などを中止する」という意味があります。

「ませんか」「否定疑問文」のひとつで、相手に何かを誘ったり勧めたりする時に使います。

特に、自分の提案に対する相手の意向を伺う意味合いで使用することが多い言葉です。


「やめましょう」とは?

「やめましょう」「何らかの物事を中止することをやや強く相手に提案する」状況で使用します。

「ましょう」「一緒に何かをおこなうように誘う」時に用いられ、「ませんか」よりも積極性が強い言葉とされています。

また、「やめませんか」の返答として使われることもあります。


「やめませんか」と「やめましょう」の違い

次に、「やめませんか」「やめましょう」の違いを分かりやすく解説します。

「やませんか」「何かを中止したり終えたりすることを相手に提案する」時に使う言葉で、相手の意向を聞く配慮の意味合いが含まれた表現です。

「やめましょう」「相手に何かを中止することを勧める」時に使いますが、「一緒にやめよう」というニュアンスがあるため、やや強引な印象を与える可能性があります。

また、「やめませんか」と聞かれた時の返事として用いられることもあります。

「やめませんか」の例文

「やませんか」は、聞き手に何かを止めたり終えたりすることを提案する場面で使用します。

相手の意向を伺い、断っても差し支えないという配慮が含まれた控えめな言いまわしです。

・『タバコはもうやめませんか』
・『台風が来るので、今回の旅行はやめませんか』

「やめましょう」の例文

「やめましょう」は、何かを中止したり終了したりすることを積極的に相手に提案する状況で使用します。

また、「やめませんか」と尋ねられた際の返事に使うこともあります。

・『インフルエンザが流行っているため、飲み会はやめましょう』
・『土砂崩れが起こったので、ドライブはやめませんか』『やめましょう』

まとめ

「やめませんか」「やめましょう」は似たような言葉と思われがちですが、「やめましょう」の方がやや強引な印象を持つ表現と捉えられています。

二つの言葉の意味を理解して、状況に応じて使い分けられるようになりましょう。

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