「姉」と「姐」の違いとは?分かりやすく解釈

「姉」と「姐」の違いとは?違い

この記事では、「姉」「姐」の違いを分かりやすく説明していきます。

「姉」とは?

「姉」は姉妹か姉弟がいる家庭において年下の人物が年上の血縁関係にある女性に対して使用する言葉になります。

なので、よそ様の家庭の年上のお姉さんのことも一応「姉」です。

なぜなら、その家庭内でお姉さんと言われている存在には弟とか妹がいるはずなので、第3者から見てもそうした存在がいることを理解していれば、第3者目線から見た「姉」となります。


「姐」とは?

「姐」は、血縁関係は関係なく、尊敬される自分よりも年上の女性という意味です。

なので、「姐さん」とか、「姐さん女房」というのは尊敬されるべく年上の女性という意味で、言葉を述べた人物と血縁者である必要性はありあせん。

血縁者である必要性が無いわけですから、どのような関係性の女性でも「姐」が成り立ち、たとえ結婚相手の女性であっても「姐」という言葉は成り立ちます。


「姉」と「姐」の違い

両者の違いは、女性との間に血縁関係を持つか持たないかです。

「姉」は、自分のお姉さんとか、他人のお姉さんという存在でお姉さんという存在はどこかに血縁関係者が存在します。

一方「姐」は尊敬すべく女性という意味なので、血縁関係者の存在はどうでもよいです。

「姉」の例文

・『5歳年の離れた姉がいる』
・『姉が結婚した』

「姐」の例文

・『結婚した女性が姐さん女房だった』
・『部長は姐さんと慕われている』

まとめ

「姉」に関しては、第3者から見ても血縁関係者がいると判断し、弟とか妹がいれば、その人物は、「姉」になります。

もちろん自分のお姉さんであれば、「姉」になりますが、「姐」と違うのは、「姉」は別に尊敬される存在である必要はない点です。

一方、「姐」は血縁関係に無い自分より年上の女性です。

そこにプラスする形で、敬われるべく人という意味があるので、「姐さん女房」は周囲から尊敬されている誰かの奥さんという意味になります。

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