この記事では、「ところが」と「しかし」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ところが」とは?意味
今まで話してきたことを否定するかのように、まったく違う結果になったことを伝えるのが「ところが」です。
たいていが話していた内容に驚くような結末に展開したことを知らせるために一旦話を止めておいてから「ところが」このようなことが起きたと驚くようなことが起きたと伝えるわけです。
例えば、結婚すると思っていた二人がいたとすれば、もう片方はすでに結婚していた既婚者であったため、別れたと意外な真実を伝えます。
「しかし」とは?意味
前の文とはまた違うことを書くときの接続詞を「しかし」といいます。
例えば、ここは女子校だったが、今では男子校と合併して共学となっていると過去と現在が違う状況であることを表すわけです。
他には、みちお君は修学旅行に行こうと提案したが、他の生徒は反対意見で賛成することはないと考え方が違う状況を表すこともできます。
「ところが」と「しかし」の違い
「ところが」と「しかし」の違いを、分かりやすく解説します。
話していたことが違う展開になるとき「ところが」と使い、異なる出来事が起きたことを知らせます。
前の文章を否定してから違うことを話すとき使える言葉であり、展開を広げて人の興味を引き付けるという話し方になるわけです。
もう一方の「しかし」は、前に話していることが現実的にはならずに、正反対のことになってしまうとき使う言葉です。
「ところが」の例文
・『叔父が宝くじに当たった。ところが、券を紛失して受け取れなかった』
・『子供が受験会場に向かった。ところが、会場を間違えて受験できなかった』
「しかし」の例文
・『大学に入学した。しかし、テストで点数がとれず退学になってしまう』
・『新入社員は高学歴で仕事ができると思った。しかし、頼りにならない』
まとめ
どちらも似ている言葉ですが、使い方に違いがありますので、自分なりにどういった文章のときに使えばいいか学んで使ってみるといいでしょう。