物事に対して行動が早いことを表す言葉には「腰が軽い」や「軽率な」があります。
この記事では、「腰が軽い」と「軽率な」の違いを分かりやすく説明していきます。
「腰が軽い」とは?
「腰が軽い」とは物事に対して行動が素早いことや迅速に対応することを表す言葉です。
「腰が軽い」はフットワークが軽いと同じ意味で使われます。
「腰が軽い」の反対語は「腰が重い」であり、気軽に動かないことや無精である様子を表す時に使います。
「腰が軽い」の類義語には「尻が軽い」がありますが、こちらは軽はずみに動くことや女性が浮気っぽいことを表す時にも使うことが可能です。
「軽率な」とは?
「軽率な」とは物事を深く考えずに行動することや決断することを表す言葉です。
「軽率な」は軽はずみな行動や決定を表す時に使う言葉であり、基本的にネガティブな意味で使われます。
「軽率な」の反対語は「慎重な」があり、物事や行動する時に注意深く考えて決めることを表す言葉です。
「軽率な」の類義語には「気軽な」や「浅はかな」、「短絡的な」などがあります。
「腰が軽い」と「軽率な」の違い
「腰が軽い」は行動が素早いことやフットワークが軽いことを表す言葉であり、ポジティブな意味でも使われます。
「軽率な」は物事を深く考えないで行動することを表す言葉であり、ネガティブな意味の言葉としてよく使われます。
「腰が軽い」の例文
・『彼はインドア派だが腰が軽いことで有名であり、欲しい本はすぐに買いに行くそうです』
・『自分は趣味のことには腰が軽いので、すぐにお金がなくなっています』
「軽率な」の例文
・『軽率な兵士の行動によって部隊は大きな被害を受けました』
・『犯人の軽率な行動によりアリバイが崩れたので、事件は急展開を迎えました』
まとめ
「腰が軽い」は行動が素早いことやフットワークが軽いことなどポジティブな意味でも使うことが可能な言葉です。
「軽率な」は深く考えないで行動することや決断するなどネガティブな意味でよく使われる言葉です。