「アンモナイト」と「オウムガイ」の違いとは?分かりやすく解釈

「アンモナイト」と「オウムガイ」の違いとは?違い

鳥羽水族館は、他の水族館にはいない種類の生物が飼育されていることで有名ですが、その中でも日本では唯一「パラオオウムガイ」は最も貴重なものの一つです。

それでは、この「オウムガイ」とはどういう意味でしょうか。

また、「アンモナイト」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「アンモナイト」「オウムガイ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アンモナイト」とは?

「アンモナイト」とは、古生代から中生代の間の数億年間に海の中で繁栄していた軟体動物の仲間です。

巻貝のような殻をもち、90本以上の触手を持っていたと考えられています。

形は貝のようですが、タコやイカなどと同じ頭足類の一つです。


「オウムガイ」とは?

「オウムガイ」とは、古生代から面々と生き続けている軟体動物で、巻貝のような殻をもつ頭足類です。

タコやイカのように海中をかなりの速度で泳ぐことができます。

現在では南太平洋の島々やオーストラリアに生息しています。

日本の水族館では前述の鳥羽水族館、横浜の八景島シーパラダイス、千葉の鴨川シーワールドなど多くの施設で数種類のものを見ることができます。


「アンモナイト」と「オウムガイ」の違い

「アンモナイト」「オウムガイ」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、巻貝のような殻を持つ軟体動物であることは同じです。

見た目も似ているので以前は近似の生物だと思われていましたが、現在ではかなり違う種であったことがわかっています。

この2つの生物の違いを最も簡単に説明するなら、4億年以上前の古生代に繁栄していた「オウムガイ」から分岐した別種が「アンモナイト」であり、直系の子孫が「オウムガイ」ということになります。

まとめ

この記事では、「アンモナイト」「オウムガイ」の違いを、解説してきました。

「オウムガイ」の仲間は生きている化石と呼ばれています。

それは、何億年も前からほぼ変わらない姿で現在も生き続けているからです。

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