「使い回し」と「使い古し」の違いとは?分かりやすく解釈

「使い回し」と「使い古し」の違いとは?違い

「使い回し」「使い古し」には、どのような意味の違いがあるのでしょうか。

この記事では、「使い回し」「使い古し」の違いを分かりやすく説明していきます。

「使い回し」とは?

「使い回し」には、いろいろに使うことといった意味があります。

同じものを他の場所や他の人が再度使うこと、再利用することが「使い回し」です。

言い換えれば、「流用」「再利用」「もう一度使う」などと同じです。


「使い回し」の使い方

「使い回し」「使い回しの皿」「使い回しの記事」「使い回しの画像」「使い回しの洋服」などといった形で用います。


「使い古し」とは?

「使い古し」には、長期間使用し古くなることといった意味があります。

何度も何度も繰り返し使用され、もう使用することができないような古いものを意味する言葉です。

言い換えれば、「中古」「お古」「ユーズド」などと同じです。

「使い古し」の使い方

「使い古し」は、「使い古しのタオル」「使い古したバッグ」「使い古した靴」などといった形で用います。

「使い回し」と「使い古し」の違い

何度も使用するといった意味では同じ「使い回し」「使い古し」ですが、「使い回し」の場合、同じものを他の場所や他の人が再度使うこと、再利用すること。

「使い古し」の場合、何度も何度も繰り返し使用され、もう使用することができないような古いものを意味し、使用可能なものか、そうでないか、といった違いがあります。

「使い回し」の例文

・『使い回しの記事では、読者を惹きつけることなどできません』
・『使い回しの洋服だったものの、幼かった私にとっては何よりも嬉しいプレゼントでした』
・『貧乏性の私は、使い回しの利く洋服やバッグをついつい選んでしまいます』
・『災害時には、使い回しが可能なものが重宝します』

「使い古し」の例文

・『子供の頃、使い古したタオルが好きで捨てることができませんでした』
・『貧乏性の私は、使い古したバッグひとつ処分することができません』
・『使い古したタオルは、雑巾として再利用します』
・『あえて使い古した感じを出すため、塗装を行いました』

まとめ

以上のように同じ何度も使用したものでも、微妙な違いが発生する言葉となります。

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