この記事では、「浮気」と「不義」の違いを分かりやすく説明していきます。
「浮気」とは?
「浮気」とは恋人や配偶者がいるにもかかわらず他の相手と関係を持つことを指します。
元々心が変わりやすいことという意味を持つ言葉です。
そこから色恋の相手を一人に定めず様々な相手と恋愛関係になることという意味を経て、現在主流なすでに相手がいるのに他の相手と恋愛関係を持つことという意味が生まれました。
他の相手と関係を持った人とその関係を持った相手、双方あるいはどちらかが既婚かどうかは問いません。
「不義」とは?
「不義」とは結婚しているにもかかわらず他の相手と関係を持つことを指します。
元々は人道に反している行いを指す言葉です。
昔はまともな人間なら結婚して夫婦関係を構築するのが当然であり、その夫婦という関係で最も人道に反している行いが他の相手との恋愛や肉体関係なので、特に既婚者の不倫を指すようになりました。
既婚者が配偶者以外の相手と恋愛したり肉体関係を持つことを指すので、相手が既婚かどうかは問いませんが、本人は既婚の必要があります。
「浮気」と「不義」の違い
「浮気」と「不義」の違いを、分かりやすく解説します。
恋人や配偶者がいるのに他の相手と関係を持つことが「浮気」で、既婚者が配偶者以外と関係を持つことが「不義」です。
「浮気」は他の相手と関係を持った本人と結婚していなくても使えますが、「不義」は結婚している人にしか使えません。
「浮気」の例文
・『恋人が浮気した』
・『既婚者と浮気する』
「不義」の例文
・『不義を働く』
・『一度限りの不義』
まとめ
「浮気」は恋人にも配偶者にも使えるのに対し、「不義」は既婚者にしか使えないというのが両者の一番の違いです。
また「不義」はいわゆる不倫と元々の意味も現在の意味も意味が変わった流れも同じで不倫と比べるとあまり使われない言葉という立ち位置なので、「浮気」と「不義」の違いは浮気と不倫の違いと同じと言えます。
