自動車には当然ナンバーが付いていますが、そこに記載されている登録番号によって扱いが違います。
その中の輸送用車両には「1ナンバー」と呼ばれるものがあります。
それでは、この「1ナンバー」とはどういう意味でしょうか。
また、「4ナンバー」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「1ナンバー」と「4ナンバー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「1ナンバー」とは?
「1ナンバー」とは、自動車の登録時の種別で、ナンバーの上側の数字の最初の番号が1なので通常こう呼ばれます。
輸送用の車両で、全長4. 7m、全福1. 7m、全高2. 0mのどれかが長い場合、排気量が2001cc以上の場合にはこのナンバーになります。
「4ナンバー」とは?
「4ナンバー」とは、自動車の登録時の種別で、ナンバーの数字が4から始まるもののことです。
輸送用の車両で、全長4. 7m、全福1. 7m、全高2. 0m以下ので2000cc以下の排気量のものが対象になります。
「1ナンバー」と「4ナンバー」の違い
「1ナンバー」と「4ナンバー」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つのは、自動車の登録時につけられるナンバーであることは同じですが、そもそもタイプが違うので扱いも違います。
区分の基準に関してはすでに解説した通りなので、ここではその結果の扱いに関して説明します。
まず、自動車税に関しては、最大積載量によって違うので両ナンバーの違いはありませんが、多くの場合は「1ナンバー」のほうが多少高くなります。
同様に重量税も重量によって変わるので、ほっぼ「1ナンバー」が高くなります。
高速道路の通行料に関しては「1ナンバー」が約1. 5倍程度高くなります。
それ以外には、保険の料金もやはり「1ナンバー」が多少高くなります。
まとめ
この記事では、「1ナンバー」と「4ナンバー」の違いを、解説してきました。
乗用車のナンバーは「5ナンバー」か「3ナンバー」ですが、これは排気量とサイズによって決められ、やはり税金等の金額も違うということは広く知られています。