この記事では、「欲しい」と「欲する」の違いを分かりやすく説明していきます。
「欲しい」とは?
「欲しい」は「自分のものにしたい」や「手に入れたい」、「あることが望ましい」、「(○○てほしいの形で)そうしてもらいたい」という意味を表す言葉です。
「欲しい」の使い方
「欲しい」は形容詞として使われています。
「欲する(ほっする)」とは?
「欲する」は主に「欲しいと思うこと、願う、望む」という意味を表す言葉です。
他に、動詞の未然形に付いて○○んとほっすの形で「○○しようとする」や「○○しそうになる」という意味も表します。
「欲する」の使い方
「欲する」は動詞として使われています。
「欲しい」と「欲する」の違い
「欲しい」は「自分のものにしたい」や「手に入れたい」、「あることが望ましい」という意味を表す形容詞です。
一方、「欲する」は主に「欲しいと思うこと、願う、望む」という意味を表す動詞になります。
二語の主な違いは品詞であり、意味そのものはほとんど同じだと言えるでしょう。
「欲しい」と「欲する」の類義語
「欲しい」や「欲する」と同じような意味を表す類義語には「希望する」や「望む」、「請う」、「求める」などがあります。
「欲しい」と「欲する」の英語での言い換え
「欲しい」や「欲する」は英語だと“want”や“wish”などへ訳されます。
「欲しい」の例文
・『あの芸能人が来ている服と同じものが欲しい』
・『でたらめではない正しい情報が欲しい』
「欲する」の例文
・『野心家の彼はやがて世界を欲するようになった』
・『その武将は国を我が物にせんと欲する』
まとめ
「欲しい」と「欲する」はどちらも主に「自分のものにしたい」や「手に入れたい」という意味を表す言葉であり、二語は類義語の関係に当たると言えるでしょう。
二語の主な違いは品詞にあり、「欲しい」は形容詞、「欲する」は動詞になります。