「目的」と「役割」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「目的」と「役割」の違い 生活・教育

この記事では、「目的」「役割」の違いを分かりやすく説明していきます。

「目的」と「役割」の違い

「目的」「役割」の違いについて紹介します。

「目的」と「役割」の使い方の違い

「目的」「自分が実現させたいことや、目指すところのもの」に使われます。

自分が行動する時の拠り所になったり、存在意義となるものを言います。

「役割」「その人が与えられている、するべきこと」に使われます。

大勢の人達で分担されているやるべきことのうち、自分に振り分けられたものを言います。

「目的」と「役割」の英語表記の違い

「目的」の英語表記は以下の通りです。

1つ目は「purpose」「意図」「目的」という意味があります。

“What is the purpose of your visit?” (訪問目的は何ですか?) こちらは海外旅行をした時に、入国管理で使われる定番フレーズです。

2つ目は「object」で、「物体」「対象」「目的」という意味、ビジネス用語で「オブジェクト」と日本語にもなっています。

“The object of this project is to increase new customers.” (このプロジェクトの目的は、新規顧客を増やすことだ) 「役割」の英語表記は以下の通りです。

1つ目は「role」で、「役目」「役割」という意味があります。

“Your role in this company is to help develop global human resources.” (この会社での君の役割は、グローバル人材を育成する手助けをする事だ) 2つ目は「duty」「責任」「義務」「役割」という意味があります。

“It is not my duty.” (それは私の役割ではありません) 2. 「目的」の意味 「目的」「もくてき」と読み、以下の2つの意味があります。

1つ目は「あるものごとを実現する為に目指すこと」という意味で、行動するに当たり定める狙いのことを言います。

2つ目は「倫理学用語で、理性や意思が、自らの行為を方向付けるもの」という意味で、意識として持っている方向性のことを言います。

「目」「め」とも読み「めじるしとするもの」「内容を表すもの」という意味、「的」「まと」とも読み「ねらったり目ざしたりする対象」という意味、「目的」「目印となったり、狙ったり目指したりする対象」になります。

「目的」の使い方

「目的」は、主に「ものごとを実現する為に目指すこと」に使われます。

「目的がある・ない」「目的を持つ・持った」と使われることが多くなります。

同じ様な意味の言葉に「目標」がありますが、「目標」は最終的に達成する結果に使われ、「目的」は比較的目の前にある一つずつクリアしていく段階で使われることが多くなります。

「目的」を使った例文

・『彼女はダイエット目的でヨガを始めたが、今では趣味になったそうだ』
・『より大きな目的を持つことで、人は成長していくものだ』
・『もっと目的意識をしっかり持って日々の業務をこなした方がいい』
・『彼がこの会社に入った目的は海外赴任をしたいからだそうだ』
・『今回の旅行の目的は、観光よりものんびりと過ごすことにある』

「目的」の類語

「目当て(めあて)」
「自分の目さきにあって目指すもの」「心の中で目指しているもの」「ものごとを行う時に付ける見当」という意味です。

「彼女はお目当ての商品が見つかって満足している」などと使われます。

「意図(いと)」
「何かをしようとすること」「何かをしようと考えている内容」という意味です。

「この文章の意図するところが分らない」などと使われます。

「目的」の対義語

「手段(しゅだん)」 「あるものごとを実現させるためにとる方法」という意味です。

「彼女は自分の目的を達成する為なら手段を択ばない」などと使われます。

「役割」の意味

「役割」「やくわり」と読み、以下の2つの意味があります。

1つ目は「それぞれに振り分けて与えられたするべきこと」という意味で、ひとつのものごとを幾つかに分けて、一人一人に振り分けることを言います。

2つ目は「社会生活において、その人に期待されている立場や職務」という意味で、その人の働きぶりのことを言います。

「役」「受け持った仕事」という意味、「割」「別々に分ける」という意味、「役割」「別々に分けられて受け持つ仕事」になります。

「役割」の使い方

「役割」は、主に「振り分けて与えられたするべきこと」に使われます。

「役割をする・した」「役割を果たす・果たした」などと使われます。

基本的に、組織において一つの目標ややるべきことがある時に使われる言葉で、自分一人で行動する時には使われません。

ビジネスの場合は任命されるものであり、責任と義務が発生するものごとを表します。

「役割」を使った例文

・『チームにおいては自分の役割をしっかり理解する必要がある』
・『あのチームは役割分担がきちんとできているので、作業がスムーズに進む』
・『大変だったが自分の役割はちゃんと果たせたと思う』
・『部署における私の役割は旅費の精算書のとりまとめと諸経費の支払依頼です』
・『彼女には営業アシスタントとしての役割を期待している』

「役割」の類語

「任務(にんむ)」
「ある人に与えられた、責任をもって果たすべきつとめ」という意味です。

「来月から新しい任務に就くことになり、引越しする必要がある」などと使われます。

「持ち場(もちば)」
「自分が担当する場所や部署のこと」という意味です。

「安全確認ができるまで、それぞれの持ち場を絶対に離れないで下さい」などと使われます。

「役割」の対義語

「無役(むやく)」
「まったくやるべきことがないこと」という意味です。

「彼は結局無役のまま退職に追い込まれた」などと使われます。

まとめ

今回は「目的」「役割」について紹介しました。

「目的」「自分が実現させたいことや、目指すところのもの」「役割」「その人が与えられている、するべきこと」と覚えておきましょう。