「目的」と「コンセプト」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「目的」と「コンセプト」の違い 生活・教育

この記事では、「目的」「コンセプト」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

「目的」と「コンセプト」の違い

「目的」「コンセプト」は日常的に耳にしたり、目にしたりする言葉です。

似たような意味を持っていますが、この二つの言葉には明らかな違いがあります。

「目的」は何か成し遂げることを意味するのに対し、「コンセプト」は一貫した考え方を意味します。

「目的はおしゃれなカフェ」「コンセプトはおしゃれなカフェ」の違いは何か説明します。

「目的はおしゃれなカフェ」では、最終目標がおしゃれなカフェをオープンすることです。

しかし「コンセプトはおしゃれなカフェ」では、カフェをオープンするにあたり、どんなカフェにするかの基本的な理念が話題の中心になっています。

「目的」と「コンセプト」の使い方の違い

「目的」はビジネス、プライベートと」多くのシーンで使える言葉です。

しかしコンセプトは、ビジネスシーンで多く聞かれる言葉です。

プラベートな事柄で「コンセプトは」と話し出すと、周囲はちょっと身構えてしまうかもしれません。

こんな時には、「考え方」などの言葉で言い換えた方がよいかもしれません。

「僕のコンセプトは」より「僕の考え方は」の方が、聞く方にとっては親近感がわきます。

「目的」と「コンセプト」の英語表記の違い

「目的」を英語で表記する場合には、「purpose」「aim」「goal」「object」「target」などを使います。

「コンセプト」はもともと外来語で英語では「concept」になります。

「目的」の意味

「目的」は(もくてき)と読みます。

意味は「実現することを目指すことがら」「成し遂げようとすることがら」「最終的に到達すべきことがら」などになります。

「旅の目的」「仕事する目的」「目的を達成する」など、日常茶飯事に使われている言葉です。

似たような意味を持つ言葉に「目標」があります。

この二つの言葉の使い方を混同する方もいるようですが、「目標」「目的」を達成するためにクリアすべき項目だと考えてください。

例をあげると「大学入試に合格するために毎日5時間勉強する」では「目的」「大学合格」になります。

そしてそのための「目標」「毎日5時間の勉強」になるのです。

「目的」の使い方

「目的」は色々なシーンで使える言葉です。

時には「狙う」などの表現を使うこともできます。

「〇〇大学を狙う」と言えば、「〇〇大学合格を目的にする」の意味になります。

また「目的の彼女」「お目当の彼女」とも表現できます。

「目的」を使った例文

・『目的のお店は、人気があって残念ながら予約できなかった』
・『彼は以前から、人生の目的がよく分からないと悩んでいた』
・『確かな目的があれば、どんなことも頑張れると思う』
・『君の目的はいったい何なのか、具体的に教えて欲しい』

「目的」の類語

「目的」と同じような意味を持つ言葉には「目当て」「ターゲット」「狙い」があります。

ビジネスシーンでは「ターゲット」という外来語がよく使われています。

「目的」の対義語

「目的」の対義語には「手段」があります。

「コンセプト」の意味

「コンセプト」は英語の「concept」をカタカタ表記した外来語です。

英和辞典で意味を調べると「概念」「理念」となっています。

では「概念」「理念」とは何なのでしょうか。

簡単に説明すると「理解しているある物事に共通している特徴」「全体を通した基本的な考え方」のことになります。

さて、私たちがこの「コンセプト」という言葉をよく耳にするのは、ビジネスシーンが多いと言えるでしょう。

特に広告や制作の分野で企画が関係する仕事のシーンでは、「今回のコンセプトは〇〇です」「コンセプトを前面に押し出して」など、頻繁にこの言葉が出てきます。

このようにビジネスシーンで使う「コンセプト」という言葉が含むのは、「全体的に一貫した考え方」になります。

例えば新しいレストランをオープンするにあたり、コンセプトを「若いファミリー層が気軽に入れる開放的な雰囲気のお店」と設定すれば、「開放的な空間」「メインメニューは2000円以下が中心」「プレイスペースを設置」などコンセプトを満たすための詳細を考えます。

ここで「インテリアを黒で揃える」などのアイディアが出ても、これは一貫性に欠けていてコンセプトからは外れていると言えるのです。

「コンセプト」の使い方

「コンセプト」は何かを企画するときによく使う言葉です。

人昔前なら「基本理念」などの日本語を用いて表現していました。

しかし、現在では「コンセプト」と表現する方が自然な感じがします。

この「コンセプト」と似たような意味で使われる言葉に「テーマ」があります。

こちらも同じく外来語で頻繁に使用されている言葉になります。

この「テーマ」は、日本語にすると「主題」「題目」となります。

さて、「コンセプト」「テーマ」の関係ですが、「テーマ」を実現するために「コンセプト」が必要にだと考えてください。

例を挙げると「テーマ」が人気の店づくりで、そのためにコンセプトを「明るくオープンな雰囲気」です。

「コンセプト」を使った例文

・『彼は昨日の会議で斬新なコンセプトを打ち出して、で周囲の人をびっくりさせた』
・『〇〇さんのコンセプトは不明瞭で、僕にはよく理解できない』
・『今は新しくオープンするベーカリーショップのコンセプトを考えている』
・『コンセプトにとらわれすぎて失敗してしまった』

「コンセプト」の類語

「コンセプト」の類語には、「概念」「理念」「観念」「基本方針」などがあります。

「コンセプト」の対義語

「コンセプト」の対義語と明確に言える言葉はありません。

しかし「概念」と反対の意味を表す言葉には、「実態」「具象」「具現」などがあります。

まとめ

「目的」「コンセプト」は、似たような使い方をすることもできますが、全く同じ意味を持っているわけではありません。

ビジネスシーンでは、「目的」を実現するために「コンセプト」を打ち出すというスタイルとなります。