「プロボクシング」と「アマチュアボクシング」には、何か明確な違いがあるのでしょうか。
この記事では、「プロボクシング」と「アマチュアボクシング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「プロボクシング」とは?
「プロボクシング」には、世界的に大きな団体が4つあります。
WBA、WBC、IBF、WBOがあり、それぞれに世界チャンピオンが存在します。
また、各団体は階級に別れ、例えばWBAの場合、17階級に別れています。
ラウンド数はライセンスによって異なり、最上位のA級で3分を8~12ラウンド。
B級で3分を6ラウンド。
C級で3分を4ラウンド行います。
グローブは体重によって異なり、軽量級・中量級で8オンス。
中重量級以上で10オンス。
オンスが大きくなると、その分、緩衝材の量が増え打撃を和らげる効果を期待することができます。
「プロボクシング」の場合、上半身は裸で下半身はスポンサー名が入ったパンツが基本。
ヘッドギアの装着はなく、身に着けているものはグローブとパンツのみとなります。
採点は3名のジャッジで行われ、ラウンド毎の減点方式です。
「アマチュアボクシング」とは?
「アマチュアボクシング」の場合、JABFとAIBAの団体のみとなります。
ラウンド数は3分3ラウンドのみで、グローブはジュニアとシニアにわかれます。
ジュニアは10オンス・12オンス。
シニアは10オンス。
上半身はランニングシャツを着用し下半身は青か赤のパンツを着用します。
ヘッドギアにおいては、男子シニアは着用しないものの男子シニアと女子はヘッドギアを着用します。
採点は5名のジャッジで行われ、有効打1点の足し算方式です。
「プロボクシング」と「アマチュアボクシング」の違い
同じボクシングでも、「プロボクシング」と「アマチュアボクシング」とでは、団体の違いだけでなく、細かなルールに大きな違いがあります。
そのため、決して、どちらが強いのか、などを決めつけることはできません。
まとめ
それぞれに違いがある「プロボクシング」と「アマチュアボクシング」。
選手は自分の希望に合わせボクシングを行っています。