この記事では、「参画」と「出席」の違いを分かりやすく説明していきます。
「参画」とは?
「参画」は「さんかく」と読みます。
意味は「ビジネスや政策に関して、計画する段階から加わり、実行していくこと」です。
他の組織の者が、ある企画において分担された役割を果たすだけではなく、最初に目標設定や段取りなどを決める段階から加わることを表します。
「参画」の言葉の使い方
「参画」は名詞として「参画する・した」「参画企業」などと使われます。
「参」は「まい(る)」とも読み「加わる」「仲間入りする」という意味、「画」は「線を引いて区切る」から転じて「はっきりさせる」「はかりごと」という意味、「参画」で「はかりごとに計画段階から仲間入りすること」になります。
元はそれほど頻繁に使われていた語ではありませんが、1999年に「男女共同参画社会基本法」が制定されたことにより、ビジネス用語・政治用語として広まりました。
「出席」とは?
「出席」は「しゅっせき」と読みます。
意味は、「ある事を目的とした集まりや、学校の授業などにおもむくこと」です。
会議や講義、授業などに参加して、設けられた席に座ることを表します。
「出席」の言葉の使い方
「出席」は名詞として「出席する・した」「出席停止」などと使われます。
「出」は「で(る)」とも読み「内から外へでる」から転じて「ある場所におもむく」という意味、「席」は「すわる場所」から転じて「会合などの場」という意味、「出席」で「会合などの場所におもむくこと」になります。
基本的に、ある目的で大勢の人が集まる場所へおもむき、その場で参加することに使われる言葉です。
「参画」と「出席」の違い
「参画」は「はかりごとに計画段階から仲間入りすること」です。
「出席」は「ある目的で大勢の人が集まる場所へおもむき、その場で参加すること」です。
まとめ
今回は「参画」と「出席」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。