「順位」と「序列」の違いとは?分かりやすく解釈

「順位」と「序列」の違いとは?専門用語・業界用語

この記事では、「順位」「序列」の違いを分かりやすく説明していきます。

「順位」とは?

「順位」とは何らかの基準で順番に並べた時に何番目かを表すものです。

並べられる候補の中で最もその基準に適していたり優れた結果を出したものが1位でありそれに次ぐものが2位3位と続きます。

数字が若いほど基準に適していますが良し悪しは別の話であり、故障率順など悪い順番で並べた際の「順位」もあるので数字が若いほどいいというわけではありません。

基準の良し悪しとは関係なく特定の基準で並べた際の順番が「順位」です。


「序列」とは?

「序列」とは候補に上がったものたちを何らかの基準で並べたものです。

多くの点数を取ったもの順という良い「序列」もあれば、失敗が多かった順などの悪い「序列」もあります。

ただし基本的に「序列」は良いものから順に並べるようにすることが多く、特別に悪い基準での「序列」と言わない限り良いものから先に並べられるものです。

この「序列」で何番目に位置しているかが先述の「順位」になります。


「順位」と「序列」の違い

「順位」「序列」の違いを、分かりやすく解説します。

複数の候補を何らかの基準で並べた際に何番目かが「順位」で、複数の候補を何らかの順位で並べることや並べた結果が「序列」です。

「順位」「序列」の何番目かとも言い換えられます。

なんらかの基準によって並べたものの内一つひとつを切り取って何番目かを見たものが「順位」であり、全体を見たものが「序列」と言えるでしょう。

まとめ

「順位」「序列」ありきですし「序列」をつければ「順位」がうまれるので「順位」「序列」は切り離せませんが、「順位」と言う場合と「序列」という場合で何を指しているかはそれぞれ違います。

「順位」と言うなら「序列」の中の一部が何位にいるかを指していますし、「序列」と言うなら何位のことかではなくその並び全体を指す言葉です。