「超能力」と「マジック」の違いとは?分かりやすく解釈

「超能力」と「マジック」の違いとは?専門用語・業界用語

この記事では、「超能力」「マジック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「超能力」とは?

「超能力」とは一般的な人間にできることの枠から外れた能力です。

常人にできることの延長線上を超越するから「超能力」と言われるので、一般人にできないと言っても重すぎるものを筋力で動かすことは一般的に「超能力」として扱われません。

物理法則を無視して手を触れずに物を動かしたり、見えないように隠れているものを視線が通らないまま視認したり、瞬間的に遠方へ移動するなどが「超能力」になります。


「マジック」とは?

「マジック」とは一見普通の人間にはできなさそうなことをトリックによって実現させて観客を驚かせるものです。

本来「マジック」「超能力」とも言える魔法を意味する言葉でしたが、「超能力」「マジック」と言って手品を行っていたことから、本物の「超能力」と区別する形で手品が「マジック」と呼ばれています。

「マジック」は一見すると常人に不可能そうではありますがタネや仕掛けによって特殊な能力がない人でも習得できる芸の技術です。


「超能力」と「マジック」の違い

「超能力」「マジック」の違いを、分かりやすく解説します。

個人に備わった常人には不可能な自称を実現させる能力が「超能力」で、トリックによって普通の人にはできなさそうなことをしてみせるのが「マジック」です。

「超能力」には何の仕掛けもなく個人に能力に依存しますが、「マジック」は仕掛けや仕込みあるいは一般人でもできる技術を使うことで特殊な能力を持ち合わせない人でも実現できます。

まとめ

「超能力」「マジック」と謳って手品を披露する手品師が多かったのが「超能力」「マジック」は同一視される原因です。

現在の日本ではタネも仕掛けもなく個人の資質によって超自然現象を起こす能力が「超能力」で、トリックによって不自然な現象が起こっているように見せる芸が「マジック」として扱われます。