この記事では、「町内会」と「自治会」の違いについて紹介します。
町内会とは?
町内会とは日本の集落において、住民によって組織される団体のことをいいます。
一定の地域に居住する住民が会員となり、地域の自治や住民同士の親睦など住んでいる地域を良くするための活動を行います。
「〇〇町会」や「〇〇会」ということが多いです。
活動の内容は地域によって様々です。
お祭りを開催したり清掃活動を行うなど活発に活動を行っている地域もあれば、あまり積極的な活動を行っていない地域もあります。
町内会は任意団体なので、必ず加入しなければいけないというわけではありません。
近年、町内会に参加しない人も増えています。
その原因としては昔に比べると地縁が薄れていることもありますし、単身者や高齢の世帯が増えていることも考えられます。
共働き世帯が増えたこともあり、町内会の活動に参加することを負担に感じる人もいます。
その一方で、災害時などには町内会が大きな役割を果たすこともあり、その価値が見直されていたりもします。
日本は地震や台風など災害が多い国なので、町内会があると避難がスムーズにできたり被災者のニーズが行政に早く伝わるといったメリットがあります。
自治会とは?
自治会とは日本の集落で住民によって組織される団体で、町内会と同じものです。
〇〇自治会と呼ぶことが多いですが、名称に決まりはありません。
マンションやアパート等の集合住宅では、自治会を使うことが多いです。
町内会と自治会の違い
町内会と自治会は同じものなので、違いは全くありません。
町内会と自治会以外にも町会や部落会、地区会、区会など色々な名称があります。
町内会よりも自治会を使っている方が多いですが、名称の付け方にルールなどはありません。
まとめ
町内会も自治会も地域の住民によって組織される任意団体で、違いは全くありません。
どちらの名称も普通に使われています。