「濃厚接触者」と「接触者」の違いとは?分かりやすく解釈

「濃厚接触者」と「接触者」の違いとは?専門用語・業界用語

この記事では、「濃厚接触者」「接触者」の違いを分かりやすく説明していきます。

「濃厚接触者」とは?

「濃厚接触者」とはコロナウイルスに発症した人が、その人から感染する可能性がある発症2日前から現在に至るまでに感染の可能性が高い接触をした人を指します。

具体的な基準としては1メートルに満たない程度の距離に、マスクなどの感染予防対策をしていない状態で、15分以上接触していることが「濃厚接触者」と見なされる基本的な基準です。

ただし絶対的な基準というわけではなく一部を満たしていなくても状況次第では「濃厚接触者」として扱われます。


「接触者」とは?

「接触者」とはコロナウイルスの感染源となる可能性がある人と、「濃厚接触者」ほどではないけれどある程度接触した人を指します。

マスクをして2メートルほど距離を取った状態で会話しても「接触者」ですし、近寄ったり会話したりはしていないものの感染者と同じ部屋で過ごしていたという人も「接触者」になります。

「接触者」「濃厚接触者」ほどではないものの感染の可能性もあるので基本的に検査は不要ですが希望すれば検査が受けられる可能性もあるでしょう。


「濃厚接触者」と「接触者」の違い

「濃厚接触者」「接触者」の違いを、分かりやすく解説します。

コロナウイルスの発症者と1メートル以内感染予防対策なし15分以上を目安に接触した人が「濃厚接触者」で、そこまでではないけれど何らかの接触があった人が「接触者」です。

「濃厚接触者」は絶対にPCR検査を受けなければいけませんが、「接触者」はPCR検査を受ける必要は基本的になく希望する人だけが協議の上で必要に応じて検査を受けることになります。

まとめ

「濃厚接触者」は接触の仕方が濃厚というよりは接触による感染の可能性が濃厚な「接触者」と言えます。

そのため「濃厚接触者」は検査必須ですがそこまで近密に接触していない「接触者」なら検査も必須ではありません。