「マリネ」と「カルパッチョ」の違いとは?分かりやすく解釈

「マリネ」と「カルパッチョ」の違いとは?食べ物・飲み物

この記事では、「マリネ」「カルパッチョ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「マリネ」とは?

「マリネ」とは肉や魚や野菜などを調味液に漬けた料理、あるいはそういった食材を調味液に漬けることです。

調味液はマリネ液と呼ばれ塩やお酢や食用油などを混ぜたもので、これに漬けることによって食材に味を染み込ませたり柔らかくしたり風味をつけるなどの効果があります。

生の食材を漬け込み生で食べることも多いですが、漬け込んでから加熱して食べたり加熱してから漬け込む「マリネ」料理もあり生とは限りません。


「カルパッチョ」とは?

「カルパッチョ」とは薄切りにした生の牛ヒレ肉にチーズやソースをかけた料理です。

元々は牛肉で作る料理ですが日本では魚の刺身で作る料理も「カルパッチョ」として広まり、それを逆輸入する形で世界的にも魚の「カルパッチョ」が広まっています。

「カルパッチョ」に掛けるソースは世界中で様々なものがありハーブペーストをベースにしたものやオリーブオイルに塩を混ぜただけのシンプルなものなど様々です。


「マリネ」と「カルパッチョ」の違い

「マリネ」「カルパッチョ」の違いを、分かりやすく解説します。

肉や魚や野菜などを塩やお酢や油などを混ぜた調味液に漬け込む料理が「マリネ」で、生の肉や魚にチーズやソースをかける料理が「カルパッチョ」です。

「マリネ」は生で食べることもあれば漬け込んでから加熱して食べたり加熱した食材を使うこともあります。

それに対して「カルパッチョ」は食材を生のまま食べる料理です。

また「マリネ」では時間の短長に違いはあっても必ず調味液に漬け込みますが、「カルパッチョ」はソースなど調味液を使う場合でも掛けるだけで基本的に漬け込みません。

まとめ

どちらも生の肉や魚と調味液の料理と認識され似ていると思われますが、「マリネ」は漬け込み「カルパッチョ」は掛けるだけという違いがあります。

また「マリネ」は保存法が原点と言われているのでお酢やレモン汁など酸味を加えることがほとんどですが、「カルパッチョ」は酸味のないソースも少なくありません。