この記事では、「じゃがいも」と「メークイン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「じゃがいも」とは?
ナス科ナス属の植物です。
原産地は南米アンデス高地とされています。
日本では主に北海道、鹿児島県、長野県で栽培されており、8月から10月ころと、5月から6月ころに多く出回っています。
5月から6月ころに出回るものは「新じゃが」とも呼ばれます。
食用としているのは地下茎です。
茎にでんぷんがたまって肥大したものを食用にしています。
生で食べることはなく、ゆでる、蒸す、焼く、揚げる、煮るなど、さまざまな調理をして食べられています。
保存は新聞紙に包んだり、紙袋に入れたりして、冷暗所で行います。
日光に当てると皮が緑色に変色し、ソラレンという物質ができます。
芽にも含まれます。
ソラレンは有害なので、皮が緑色になったものや芽の部分は食べてはいけません。
加熱をしても、ソラレンは取り除けません。
「メークイン」とは?
「じゃがいも」の一品種です。
イギリスで生まれました。
長楕円形でくぼみが少ないことが特徴で、この形状のため皮をむきやすいです。
果肉は粘質で煮崩れしにくく、シチューやカレーなどの料理に向いています。
加熱をするとなめらなか食感になるので、逆に言えばほくほくした食感を楽しみたい料理には向かないということです。
マッシュポテトは冷凍しておくことができますが、「メークイン」はマッシュポテトには不向きなので、購入をしたらできるだけ早く食べ終えるようにします。
保存は、新聞紙に包んだり、紙袋に入れたりして、冷暗所で行います。
「じゃがいも」と「メークイン」の違い
「じゃがいも」と「メークイン」の違いを、分かりやすく解説します。
「じゃがいも」はナス科ナス属の植物で、その植物の肥大した地下茎のことです。
その中の一品種が「メークイン」です。
まとめ
「じゃがいも」にはさまざまな種類があり、その中に「メークイン」という品種があります。