この記事では、「マスカルポーネ」と「生クリーム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マスカルポーネ」とは?
マスカルポーネとはイタリアが原産のクリームチーズで、ほとんど熟成させないフレッシュチーズの一種です。
生クリームにクエン酸や酢酸などを加え、固めてから布で漉して水分を切って作ります。
マスカルポーネは、イタリアのロンバルディア地方の冬の名物でした。
ティラミスの材料の1つとしても良く知られています。
チーズケーキやムース等に使われることもあります。
白くもったりしたクリーム状になっており、酸味が少なくほんのりとした甘みがあります。
生クリームの代用品として使われたりもします。
「生クリーム」とは?
生クリームとは、牛乳から乳脂肪分を取り出して作られているクリームのことをいいます。
日本では動物性油脂のみを使用していて、乳脂肪分が18%以上のものをいいます。
ケーキなどお菓子作りの材料として欠かせない素材です。
ショートケーキやパフェなどのデコレーションに用いられています。
生クリームそのものに甘味はなく、ケーキに使用する際は砂糖を加えて泡立てフワフワの食感のクリームにしてから使います。
カルボナーラ等料理に使われることもあります。
それから植物性油脂が加えられたクリームはホイップクリームと呼ばれ、生クリームとは区別されています。
「マスカルポーネ」と「生クリーム」の違い
マスカルポーネは生クリームから作られており、見た目も生クリームによく似ています。
マスカルポーネと生クリームの違いは、チーズかどうかにあります。
マスカルポーネはチーズですが、生クリームはチーズとは違います。
また、生クリームは砂糖を入れて甘いクリームにして使うことが多いですが、生クリームそのものには甘味はありません。
マスカルポーネにはほのかな甘味があり、少し酸味もあります。
まとめ
マスカルポーネは生クリームから作られていますが、チーズの一種です。