この記事では、「カルピスバター」と「発酵バター」の違いについて紹介します。
カルピスバターとは?
カルピスバターとは、カルピスを製造する過程で生まれる脂肪分から作られるバターのことをいいます。
カルピスは甘酸っぱく爽やかな風味が魅力のドリンクで、100年以上販売され続けているロングセラー商品です。
カルピスバターの原料となる脂肪分は少量しかとれないので、大量生産することはできません。
そのためあまり流通しておらず、幻のバターと呼ばれることもあります。
価格も通常のバターよりも高めです。
カルピスバターの特徴としては、白い色をしていることが挙げられます。
通常のバターにはカロテンという栄養素が含まれているので黄色く見えます。
カルピスバターの場合、カルピスを作る過程でカロテンが取り除かれるので白くなるのです。
発酵バターとは?
バターは牛乳から分離したクリームを凝固させたものですが、発酵バターはこのクリームに乳酸菌を加えて発酵させたものをいいます。
日本で販売されているバターは非発酵のものが主流ですが、ヨーロッパでは古くから食べられているバターです。
乳酸菌によりじっくりと発酵させることで、非発酵のバターよりもコクと酸味があるバターになります。
お菓子作りなどにも向いており、焼き菓子に使うとバターの風味が増します。
ただし、発酵バターは非発酵のバターよりも鮮度が落ちやすいので、開封したら早めに使い切る必要があります。
カルピスバターと発酵バターの違い
発酵バターは、原料のクリームを乳酸菌で発酵させて作ったバターをいいます。
カルピスバターには幾つか種類があり、非発酵バターもあれば発酵バターもあります。
また、カルピスバターは価格は高めですが、発酵バターにはリーズナブルな物もあれば高級品もあります。
まとめ
原料のクリームを発酵しているのが発酵バターです。
カルピスバターには、発酵バターも非発酵バターもあります。