「グラタン」と「シチュー」はどちらも人気の洋食メニューです。
アツアツが美味しい二つの料理はどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「グラタン」と「シチュー」の違いを解説します。
「グラタン」とは?
「グラタン」とは、「具材にホワイトソースやチーズをかけオーブンで焦げ目をつけて焼き上げた料理」です。
「グラタン」の使い方
「グラタン」はフランス語で「焦げ」を意味する言葉です。
由来は諸説ありますが余った具材に適当にソースをかけオーブンで焦げ目がつくまで焼いたところおいしかったことから焦げ目を意味する「グラタン」という名前が付けられたとされています。
一般的にはホワイトソースやケチャップソースなどに粉チーズをかけ香ばしくなるまで焼き焦げ目を付けた料理を指します。
肉や魚、野菜など様々なものが具材として使われるほかマカロニなどのパスタも人気の具材です。
「シチュー」とは?
「シチュー」とは、「じっくりと時間をかけて具材を煮込んだ煮込み料理」を意味する言葉です。
「シチュー」の使い方
日本で広く食べられている「シチュー」はクリームシチューなど大きめの具材を使って作る濃厚な代物料理というイメージですが、本来の「シチュー」は具材をしっかりと煮込んで食べる煮込み料理です。
煮汁も一緒に飲むもののあくまでも副産物でありメインは大ぶりの具材です。
メインとなる肉や魚介類のほか野菜なども一緒に煮込むごった煮料理ですが、麺やパスタなど炭水化物を煮込むことは通常ありません。
「グラタン」と「シチュー」の違い
「グラタン」と「シチュー」の違いは「調理法」です。
「グラタン」は具材にソースをかけてオーブンで焼き上げるのに対し、「シチュー」は鍋で煮込むだけでオーブンには入れません。
鍋で煮込んで調理した「シチュー」を器に盛り付けてからチーズや香草などをのせオーブンに入れて焦げ目が付くまで焼き上げると「シチューグラタン」という料理が完成します。
まとめ
「グラタン」と「シチュー」はどちらも人気の洋食メニューですが調理方法で区別されます。
熱々が美味しい料理なので冷めないうちにいただきましょう。
