この記事では、「オイソバギ」と「オイキムチ」の違いを分かりやすく説明していきます。
韓国料理を学んでいきましょう。
「オイソバギ」とは?
オイソバギとは、きゅうりにキムチを挟んだ食べ物です。
きゅうりに十文字の切れ目を入れて、中にたっぷりのキムチを詰めた漬け物になります。
韓国のソウルフードとなっていて、きゅうりが旬を迎える夏になると、屋台にずらっとならびます。
マッコリのお供としてビビンバやキンパの箸休めとして、多くの国民に愛されています。
ちなみにオイソバギのオイとは「きゅうり」のこと。
ソバギは「詰めたキムチ」をあらわします。
水分たっぷりのきゅうりと唐辛子のスパイシーな風味が組み合わさって、とてもおいしいです。
本場では濃厚な味わいのキムチをつかうので、ピリリとした刺激を味わえます。
「オイキムチ」とは?
オイキムチは、きゅうりとキムチの和え物をいいます。
丸ごと1本のキュウリの上に、大胆にキムチをかけたもの。
きゅうりに切れ目を入れてキムチを挟んだ料理など、自由にアレンジされています。
日本流に遊び心を加えたものがオイキムチです。
オイキムチは日本人の口にあうように、酸味のそれほど強くない甘みのあるキムチが使われます。
日本の韓国料理店や居酒屋さんのメニューにもあり、ビールや酎ハイがすすむ味わいになっています。
辛すぎないのでお子さんでも食べやすく、白いご飯がすすみます。
最近では自宅ても楽しめるように「オイキムチの素」が販売され、小さなブームになっています。
日本の新しい箸休めが、オイキムチです。
「オイソバギ」と「オイキムチ」の違い
どちらも人気の韓国グルメです。
「オイソバギ」と「オイキムチ」の違いを、分かりやすく解説します。
・韓国のオイソバギ、日本のオイキムチ
「オイソバギ」と「オイキムチ」はどちらも、きゅうりとキムチを組み合わせた漬け物です。
呼び名が異なるだけで、ほぼ同じ食べ物になっています。
オイソバギが韓国の名前、そしてオイキムチは日本の呼び名です。
オイソバギはきゅうりに切れ目を入れて、辛さのあるキムチを詰め込んだ漬け物です。
ハードな辛さのキムチを容赦なく詰め込んでいるので、慣れないと口がピリピリすることもあります。
そしてオイキムチは辛いものが苦手な日本人の口にあうように、食べやすくアレンジしたもの。
ぶつ切りにカットしたきゅうりにキムチのタレをかけたもの、丸ごと1本のきゅうりにキムチをトッピングしたものなど、自由に応用されています。
韓国旅行に出かけたら屋台で買いたいのがオイソバギ、日本の食卓で楽しみたいのがオイキムチです。
どちらも活力が湧いてくる、おいしいメニューです。
まとめ
「オイソバギ」と「オイキムチ」の違いを分かりやすくお伝えしました。
オイソバギは韓国の夏を代表する、きゅうりのキムチ詰めです。
そしてオイキムチは日本流にアレンジした、きゅうりのキムチ和えです。
どちらもスパイシーな味わいでおいしいです。