この記事では、「ウイスキー」と「ブランデー」の違いについて紹介します。
ウイスキーとは?
ウイスキーとは、大麦やライ麦、トウモロコシといった穀物から作られるお酒です。
蒸留酒の一種で、穀物のでんぷんを麦芽の酵素で糖化してからアルコール発酵させ蒸留したお酒になります。
蒸留を繰り返して濃縮することで、揮発性の高い香りの成分が抽出されます。
蒸留を終えた後には樽に入れられ、3年から10年程かけて熟成されます。
その時点ではアルコール度数は60~70度程ありますが、40~45度程度に調整してから出荷されます。
ウイスキーには、スコッチウイスキーやアイリッシュウイスキー、バーボン等があります。
スコッチウイスキーはイギリスのスコットランドで作られるウイスキーです。
ブランデーとは?
ブランデーとは、白ブドウやサクランボ、リンゴ等の果実から作られるワインを蒸留したお酒です。
ブランデーというと、ブドウを原料としたブランデーを指すことが多いです。
リンゴを使ったものはアップルブランデーと呼ばれますし、サクランボを使ったものはチェリーブランデーと呼ばれています。
ブランデーも蒸留酒の一種で、樽の中で熟成させます。
熟成することで色や味が変化し、まろやかな味わいのブランデーになります。
ブランデーには、コニャックやアルマニャック、カルヴァドス等があります。
コニャックは、フランスのコニャック地方で作られているブランデーです。
フランス等ワインの産地では、ブランデーの製造も盛んに行われています。
ブランデーは肉料理のフランベやスイーツの風味付けなどにも使われます。
ウイスキーとブランデーの違い
ウイスキーもブランデーも蒸留酒ですが、使用している原料に違いがあります。
大麦やライ麦など穀物を使用しているのがウイスキーで、白ブドウやリンゴなど果物を使用しているのがブランデーになります。
まとめ
穀物を原料にしているのがウイスキーで、果物を原料にしているのがブランデーです。