「永久」と「永遠」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「永久」と「永遠」の違い状態

この記事では、「永久」「永遠」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

永久と永遠の違い

どちらの言葉も、いつまでも限りなく続くことという意味があり、大きな違いはありません。

しかし、「永遠」は時間を超越した存在という意味が含まれています。

「永久」は、いつまでも限りなく続くことです。

「永遠」もいつまでも限りなく続くことですが、果てしなく、時間を超えて存在することです。

「永遠の恋人」と表現することがあります。

今世ではずっと恋人でいる、または生まれ変わってもまた出会って恋人となる、といった意味です。

今世だけでなく来世でもという意味が含まれていて「永遠」といえます。

時間を超越しているからです。

機械類などはいつまでも使えるという意味で「永久」ですが、時間を超越して存在するものではないので「永遠」ではありません。

実際には際限なく使えることはないので「半永久」と表現されます。


永久と永遠の使い方の違い

「永久歯」という言葉がありますが、永久歯は一度生えてきたものが抜けてしまうと、再度生えてくることはありません。

個人が生きている間はずっと使われる歯です。

生きている間は限りなく続くかもしれませんが、それは時間を超越した存在ではありません。

そのため、「永遠歯」とはいいません。

どちらの言葉もいつまでも限りなく続く意味ですが、時間を超越した存在であれば「永遠」、そうでなければ「永久」が使われます。


永久と永遠の英語表記の違い

「永久」“eternity”“permanence”と表現されます。

「永遠」“eternity”“permanence”と表現されます。

「永遠に」となると“forever”です。

永久の意味

「永久」は、いつまでも限りなく続くことです。

いつまでもとは、限度がないさまを意味します。

期間を限定せずに続くことが「永久」です。

「永久」は単に続くという意味であり、変わるか、変わらないかという意味は含まれていません。

永久歯の場合は一生使われる歯で、生え代わることがありません。

その点ではいつまでも限りなくといえるでしょう。

しかし、歯を使用していれば摩耗したり、虫歯になったりすることがあります。

一生使い続けるものであっても、その状態は時とともに変わっていくのです。

こういったものが「永久」です。

永久の使い方

範囲・期間を設けずに続くものに使われます。

しかし、実際にはこの地球がなくなるまで、あるいは宇宙がなくなるまで続くものというのは限られてきます。

そうであっても、いつまでもずっとずっと続くであろうと思われるものに「永久」という言葉が使われます。

たとえば、「永久の平和」といっても、ある期間には争いがあるかもしれません。

この言葉は実際に続くかどうかを問わず、いつまでも平和でいて欲しいという願いが込められています。

それくらい限りなくということです。

永久を使った例文

・『人間は永久に生き続けることができるだろうか』

・『半永久的に使える機械』

・『永久的な効果が期待できます』

・『永久に変わらない故郷への思い』

・『永久に動き続けるなんて無理だ』

永久の類語

「とわ」「永遠」が類語です。

「永久」「とわ」と読むこともあります。

「とわ」は文章表現で使われることが多い言葉です。

永久の対義語

「刹那」が対義語です。

「刹那」には、きわめて短い時間という意味があります。

永遠の意味

「永遠」には、いつまでも限りなく続くこと、時間を超越して存在すること、またそのさまという意味があります。

磨いたダイヤモンドは、破壊されない限りずっと輝き続けます。

そのため、永遠の輝きと表現されています。

このようにいつまでも時間を超越して続くことが「永遠」です。

永遠の使い方

時間を超えて存在することに使われています。

「永遠に語り合える」と表現することがあります。

睡眠をとったり、食事をしたりなどしないと人間は生きていくことが難しいので、実際にはいつまでも限りなく語り合うことはありませんが、この言葉には、いつまでも限りなく続くように思われるという意味が含まれています。

時間を超えるほどにずっと語り合っていられるようだという意味です。

実際には一定の範囲を設けずに続くことはなくても、そのように思われることにも使われています。

永遠を使った例文

・『永遠に別れなければならないのですか』

・『永遠の女優と評価されている』

・『永遠のほほえみ』

・『永遠に変わることはないでしょう』

・『永遠に語り継がれる』

永遠の類語

「とわ」「永久」が類語です。

「永遠」「とわ」と読むことがあります。

永遠の対義語

「刹那」が対義語です。

まとめ

2つの言葉はほぼ同じ意味を持っています。

しかし、「永遠」は時間を超越して存在するという意味も含まれており、2つの言葉は使われ方が違います。

状態
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