この記事では、「男前」【おとこまえ】と「色男」【いろおとこ】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「男前」とは?意味
容姿が男らしいと感じる人を「男前」【おとこまえ】と言います。
いざとなったら女性を素早く守ってくれる頼もしさがあり、信頼できる男性という意味があるのです。
同性から見ても頼れる存在に見えるほどたくましい体型や髪型は魅了し、心を掴んで離しません。
簡単には周囲に流されず、自分がこれだと決めたことは最後まで貫き通す性格は格好良さを感じさせ、「男前」だと年下からも尊敬されるわけです。
「色男」とは?意味
女性から見て魅力的な要素を持ち合わせている男性のなかでも、見た目や話し方がぞくぞくするほど色気を感じさせる人を「色男」【いろおとこ】と言います。
言葉巧みに女性を惑わし、惚れさせる魅力を併せ持つところに異性は気持ちを強く掴まれてしまうのです。
顔立ちも美しく、目で女性の気持ちを掴んで惚れさせるモテ男をまさに「色男」と呼びます。
「男前」と「色男」の違い
力強く、流されない性格の男を意識させるのが「男前」であり、人を引っ張っていける覚悟や信念を持ち合わせている人という意味があります。
周囲をひとつにまとめるのがうまかったり、リーダーとしての役割を果たせるような人はまさに男らしいと思われるところが「男前」に感じるのです。
もう一方の「色男」は、同性よりも異性を虜にする顔であったり、容姿、仕草などいろいろな方向から見て格好いいと感じさせるところがあるという違いがあります。
「男前」の例文
・『大きな丸太の上に乗って坂を滑る人はなんて男前なのだろうと感心した』
・『栄養を考えた食事を心がけ、筋肉を鍛えて自らの肉体改造する人は男前だ』
「色男」の例文
・『色男は女性の気持ちがよく分かるので、惚れられて離さない』
・『色男になるには流行にのるだけでなく、自分の良さを引き出せるよう努力する』
まとめ
どちらも人を魅了する男性を指す言葉ですが、男らしさを強く感じられるのか、それとも異性を魅了する部分があるという違いと覚えておくといいでしょう。